革命指導評議会
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革命指導評議会(かくめいしどうひょうぎかいRevolution Command Council、RCC)は、かつてのイラクの国家機関。2003年のイラク戦争においてフセイン政権が崩壊するまでは国権の最高機関であり、立法・行政において最高意思決定機関の機能を有していた。
RCC評議員はイラク国民議会及びクルド自治区のクルド立法議会から選出され、またRCC議長及び副議長はRCC議員内の互選により決定されていた。
[編集] フセイン政権崩壊直前のメンバー
- サッダーム・フセイン(議長兼首相兼大統領)
- イッザト・イブラーヒーム(副議長)
- ターハー・ムヒーウッディーン・マアルーフ(副大統領)
- ターハー・ヤースィーン・ラマダーン(副大統領)
- アフマド・フセイン・フダイル(副首相)
- ターリク・ミハイル・アズィーズ(副首相)
- アリー・ハサン・アル=マジード (元国防相)
- ミズバーン・ハドル・ハーディー (バアス党古参幹部)
以前メンバーだった人物
- サアドゥーン・ハンマーディー(国会議長)
- ムハンマド・ハムザ・ズバイディー(元首相)