高川
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水系 | 淀川水系 | |||
延長 | 4.252 km | |||
水源の標高 | m | |||
平均流量 | - m³/s | |||
流域面積 | km² | |||
水源 | 千里丘陵 | |||
河口 | 神崎川 | |||
流域 | 大阪府豊中市・吹田市 |
高川(たかがわ)は、大阪府の豊中市と吹田市の境を流れる淀川水系の一級河川。神崎川の支流。
[編集] 地理
吹田市内にある千里丘陵のため池が源流で、豊中市との境を南下する。途中、服部緑地の東端や、江坂の西端を通る。中流からは著しい天井川で、特に豊中市北条町・小曽根と吹田市江坂町との境では、バスも走る府道が川の下を通る。さらに南下し、吹田市芳野町と豊中市豊南町東の間で神崎川に合流する。
高川の下を大阪府道145号がくぐる |
[編集] 歴史
洪水が多かったため、その堤防は決壊するたびに何度も高く造り直している。結果的に天井川となった。神崎川の合流点付近には、大阪市内とむすぶ渡し船「小曽根の渡し」があり、渡し船を利用する人々が高川の堤防を行きかい、三国街道と呼ばれた。堤防には松が植えられ、風情のある街道だった。現在に残る松並木は室戸台風で松が倒れたあと、周辺の住民が植えかえたものが多い。