高槻市立第六中学校
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高槻市立第六中学校(たかつきしりつだいろくちゅうがっこう)は、大阪府高槻市にある公立中学校。
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[編集] 概要
高槻市の東南部に位置し、ベッドタウンとして開発された住宅地と古くからの農村部を含む広い地域を校区に、市内で6番目の中学校として、1963年に第一中学校から分離新設された。住宅開発が進むとともに生徒数が急増し、1971年から次々に、第八中学校、第十中学校、五領中学校、冠中学校を分離した。校区は、国道170号線と171号線に囲まれ、阪急電鉄高槻市駅や名神高速道路大山崎インターチェンジも近く、交通の便に大変恵まれ、大規模な商業施設、商店街、住宅地が混在する一方、檜尾川の堤防沿いを中心に自然に恵まれた田園地帯が広がっている。 第六中学校区では、1999年度から文部省の全国こどもプランによる「子どもセンター事業」「子ども活動促進事業」の指定を受け、第六中学校区地域協議会を設置して、地域をあげての青少年健全育成事業に取り組んできた。2002年から学校週5日制が完全実施されるとともに、地域協議会を地域教育協議会(すこやかネット)に移行し、「学校とともに子どもを守り、育てよう」という、保護者、地域住民のみなさまの機運が高まっている。2002年度からの2年間は、高槻市教育委員会の委嘱による「道徳教育」の研究に取り組み、学校評議員の委嘱、学校教育自己診断を実施するなど、開かれた学校づくりに取り組んでいる。2004年度からは生徒用トイレの改修や、教室の冷房化工事も始まり、学習環境が改善され、2006年度より高槻市教育センターより学校教育推進モデル校の委嘱を受け、2学期制の試行と併せて授業の工夫改善を一層進めている。最寄り駅は阪急電鉄京都線高槻市駅。
[編集] 沿革
- 1963年4月1日 高槻市立第一中学校を仮校舎とし、開設
- 1964年2月1日 現在地へ移転
- 1965年7月18日 体育館完成
- 同9月5日 プール完工
- 1971年4月1日 高槻市立第八中学校を分離
- 1972年4月1日 高槻市立第十中学校を分離
- 1974年4月1日 高槻市立五領中学校を分離
- 1980年4月1日 高槻市立冠中学校を分離
- 1991年 コンピュータ設置
- 2000年5月 スクールカウンセラーを配置
- 2002年4月 学校評議員を設置
- 2004年8月 全普通教室にエアコンを設置
- 2005年4月 高槻市教育センター委嘱「学校教育推進モデル校」(2年間)