1999年全米オープンテニス

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1999年 全米オープンテニス（US Open 1999）は、アメリカ・ニューヨークマンハッタンにある「USTAナショナル・テニスセンター」にて、1999年8月30日から9月12日にかけて開催された。

目次 1 シード選手 1.1 男子シングルス 1.2 女子シングルス 2 大会経過 2.1 男子シングルス 2.2 女子シングルス 3 決勝戦の結果 4 みどころ 5 外部リンク

[編集] シード選手

[編集] 男子シングルス

1. アメリカ合衆国　ピート・サンプラス　（1回戦、不戦敗）
2. アメリカ合衆国　アンドレ・アガシ　（優勝、5年ぶり2度目）
3. ロシア　エフゲニー・カフェルニコフ　（ベスト4）
4. オーストラリア　パトリック・ラフター　（1回戦、途中棄権）
5. ブラジル　グスタボ・クエルテン　（ベスト8）
6. イギリス　ティム・ヘンマン　（1回戦）
7. アメリカ合衆国　トッド・マーティン　（準優勝）
8. スペイン　カルロス・モヤ　（2回戦）
9. イギリス　グレグ・ルゼドスキー　（4回戦）
10. チリ　マルセロ・リオス　（4回戦）
11. オーストラリア　マーク・フィリプーシス　（試合開始前に棄権）
12. オランダ　リカルド・クライチェク　（ベスト8）
13. スペイン　アレックス・コレチャ　（1回戦）
14. ドイツ　トミー・ハース　（4回戦）
15. ドイツ　ニコラス・キーファー　（3回戦）
16. エクアドル　ニコラス・ラペンティ　（2回戦）
17. スペイン　フェリックス・マンティーリャ　（1回戦）　［第11シード・フィリプーシスが棄権のため繰り上げ］

[編集] 女子シングルス

1. スイス　マルチナ・ヒンギス　（準優勝）
2. アメリカ合衆国　リンゼイ・ダベンポート　（ベスト4）
3. アメリカ合衆国　ヴィーナス・ウィリアムズ　（ベスト4）
4. アメリカ合衆国　モニカ・セレシュ　（ベスト8）
5. フランス　マリー・ピエルス　（ベスト8）
6. 南アフリカ共和国　アマンダ・クッツァー　（1回戦）
7. アメリカ合衆国　セリーナ・ウィリアムズ　（初優勝）
8. チェコ　ヤナ・ノボトナ　（3回戦）
9. フランス　ジュリー・アラール・デキュジス　（4回戦）
10. スペイン　アランチャ・サンチェス　（4回戦）
11. フランス　ナタリー・トージア　（3回戦）
12. オーストリア　バーバラ・シェット　（ベスト8）
13. ベルギー　ドミニク・ファン・ルースト　（3回戦）
14. フランス　サンドリーヌ・テスチュ　（2回戦）
15. フランス　アメリ・モレスモ　（4回戦）
16. スペイン　コンチタ・マルチネス　（4回戦）

[編集] 大会経過

[編集] 男子シングルス

準々決勝

• トッド・マーティン vs. スラバ・ドゼデル　6-3, 5-7, 6-4, 6-4
• セドリック・ピオリーン vs. グスタボ・クエルテン　4-6, 7-6, 7-6, 7-6
• エフゲニー・カフェルニコフ vs. リカルド・クライチェク　7-6, 7-6, 3-6, 1-6, 7-6
• アンドレ・アガシ vs. ニコラ・エスクード　7-6, 6-3, 6-4

準決勝

• トッド・マーティン vs. セドリック・ピオリーン　6-4, 6-1, 6-2
• アンドレ・アガシ vs. エフゲニー・カフェルニコフ　1-6, 6-3, 6-3, 6-3

[編集] 女子シングルス

準々決勝

• マルチナ・ヒンギス vs. アンケ・フーバー　6-2, 6-0
• ヴィーナス・ウィリアムズ vs. バーバラ・シェット　6-4, 6-3
• セリーナ・ウィリアムズ vs. モニカ・セレシュ　4-6, 6-3, 6-2
• リンゼイ・ダベンポート vs. マリー・ピエルス　6-2, 3-6, 7-5

準決勝

• マルチナ・ヒンギス vs. ヴィーナス・ウィリアムズ　6-1, 4-6, 6-3
• セリーナ・ウィリアムズ vs. リンゼイ・ダベンポート　6-4, 1-6, 6-4

[編集] 決勝戦の結果

• 男子シングルス： アンドレ・アガシ vs. トッド・マーティン　6-4, 6-7, 6-7, 6-3, 6-2
• 女子シングルス： セリーナ・ウィリアムズ vs. マルチナ・ヒンギス　6-3, 7-6
• 男子ダブルス： セバスチャン・ラルー＆ アレックス・オブライエン vs. マヘシュ・ブパシ＆ リアンダー・パエス　7-6, 6-4
• 女子ダブルス： ヴィーナス・ウィリアムズ＆ セリーナ・ウィリアムズ vs. チャンダ・ルビン＆ サンドリーヌ・テスチュ　4-6, 6-1, 6-4
• 混合ダブルス： マヘシュ・ブパシ＆ 杉山愛 vs. ドナルド・ジョンソン＆ キンバリー・ポー　6-4, 6-4

[編集] みどころ

• 女子シングルス優勝のセリーナ・ウィリアムズは、黒人の女子テニス選手として1957年＆1958年の全米選手権（当時の名称）を制したアリシア・ギブソン（1927年 - 2003年）以来2人目の優勝者となった。ウィリアムズ姉妹組は女子ダブルスも制し、全仏オープンに続く4大大会女子ダブルス年間2冠を獲得した。
• 男子シングルス1回戦で、第1シードのピート・サンプラスが椎間板ヘルニアを発病し、マラト・サフィン（ロシア）との初戦に出場できなかった（サフィンは不戦勝扱い）。1997年＆1998年の全米オープンで2連覇していた第4シードのパトリック・ラフターが、セドリック・ピオリーン（フランス）との1回戦を 6-4, 6-4, 3-6, 5-7, 0-1 で途中棄権。男子の大会前年優勝者が1回戦で姿を消したことは「100年で初めての大波乱」と言われた。男子シングルス優勝のアンドレ・アガシは、1994年以来5年ぶり2度目の優勝。
• 混合ダブルス部門で、杉山愛＆マヘシュ・ブパシ組が初優勝。杉山にとっては初めての4大大会タイトルだった。ブパシは2年前の1997年、全仏オープンの混合ダブルスで平木理化と組んで優勝したパートナーである。

[編集] 外部リンク

• スポーツ・イラストレイテッド誌（英語）

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