Kannivalism
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kannivalism(カニヴァリズム)は、日本のヴィジュアル系・ミクスチャー系ロックバンド。エイベックス所属。
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[編集] メンバー
[編集] 概要
[編集] 略歴
2001年6月20日・目黒鹿鳴館でのワンマンライブをもって、前メンバー(Vo.怜、Gu.K、Ba.8342、Dr.桐)でのkannivalismは解散。当時のkannivalismのメンバーでシングル「逝ってキマス。」が唯一の音源として発表されている。
kannivalismは当時はほとんどいなかったファッショナブルな衣装を身に着け、個性的なメイク、だてメガネ等のアクセサリーなどメンバー個人の主張を前面に押し出したヴィジュアルをしていた。特にボーカル・怜のビジュアルはbaroqueを経て現在のヴィジュアル系バンドで多く見られる「オサレ系」と呼ばれるバンド達の走りになった。
その後、怜とKはbaroqueにて活動しメジャーデビューをも果たし活動の場を広げていくが、2004年12月25日・Zepp Tokyoのライブをもって解散。
8342(富山裕地)はk@mikazeのメンバーとして活動、その後脱退。k@mikaze脱退後、雅-miyavi-のサポートベース、LIVのスタジオミュージシャン等で活動。
baroque解散から1年目の2005年12月25日に新設されたkannivalism公式HPにおいてバンド名、メンバーを発表。過去に活動していた同じバンド名での新結成に関係者、ファン達の間では賛否両論ではあったがやはり期待度は高く、突然の発表であったにも関わらず年末の年越しライブに一目観たいとファンが殺到。年が明けて深夜にもかかわらずライブハウス内はファンはもちろんバンド関係者、この日出演していた他バンドのメンバーで溢れていた。
[編集] バンドの名称についてレコード会社との対立
「カニバリズム」というバンド名を変更しろというエイベックスとの間で対立があることが、2月26日刊行の日刊スポーツ紙上による報道で明らかになった。理由はカニバリズムという意味が「共食い、食人」(詳細はその項を参照のこと)ということで、エイベックス側が「メジャーで活動する以上、ラジオやテレビ出演などのプロモーション活動の際にこのバンド名では不適切。バンド名が起因して出演を拒否される恐れもあり、さらなるメジャー化を図れない。」としている。これに対しkannivalism側は「本来の綴り(cannibalism)と違うので問題はない。もともとこの名前で活動していたのだから、バンド名を変えなければ売れないと言うのならそれはそれで仕方ない。」と反論しており、対立は平行線を辿っている模様である。
[編集] メンバーのプライベート
雑誌等で怜には10歳離れた弟がおり自分の子供のように仲がいいと書かれている。2005年には弟の授業参観にも顔を見せたという。
2ndシングル『ホシの夜』のプロモーション活動(メディア出演等)の際、ギターの圭がよく寝過ごして遅刻してスケジュールが狂ってしまうことがたびたびあったため、所属するエイベックスが自社の建物の地下に2ヶ月ほど半ば強制的に住まわせることになり、「寝坊王子」と揶揄されることで話題となった。2月21日刊行のサンケイスポーツ紙上では神奈川県足柄上郡にある洒水の滝で自らの改心のために滝修行を行ったことも報道された。
[編集] 活動履歴
- 2005年12月25日、結成。
- 2005年12月31日、HOLIDAY NAGOYA、HOLIDAY SHINJYUKUにてシークレットライブを行う。
- 2006年2月26日、HOLIDAY SHINJYUKUにてシークレットライブを行う。
- 2006年3月5日、新木場STUDIO COAST「independence-D 2006」にて公式初ライブを行う。
- 2006年5月27日、CLUB CITTA' KAWASAKIにてワンマンライブを行う。
- 2006年8月2日、Shibuya O-EAST,O-WEST,O-Crest,O-nest 「SCUBEDIVE~渋谷が大変~」に出演。
- 2006年10月19日名古屋、10月20日大阪、10月22日東京で「リトリ」発売記念無料ライブを行う。
- 2006年12月14日LIQUIDROOM EBISU、12月25日HOLIDAY OSAKA、12月27日CLUB UPSETにて東名阪ライブを行う。
- 2007年3月11日~5月13日、kannivalism TOUR '07が決定している。