MTVムービー・アワード
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MTVムービー・アワード(MTV Movie Awards)はMTV主催の映画賞。1992年に設立され、毎年1回、6月に開催されている。一般の視聴者の投票によって決められる。
MTVの視聴者の多くは10代から20代と比較的若いため、彼らの選ぶ賞は文芸作品などよりもコメディやアクション映画が多く、他の賞レースにはのらなかった映画が選ばれることも多々ある。アメリカの若者たちの間では何が本当にヒットしたのかを見ることが出来る。たとえば2005年の最優秀映画はアメリカでヒットした青春コメディ映画「バス男(Napoleon Dynamite)」、2006年は「ウエディング・クラッシャーズ」であったが、両作品とも日本では公開すらされなかった。
カテゴリにもベストキス賞など、遊び心のある賞もあってか、セレブリティたちも普段着で出席するような気楽さがある。
毎年、その年にヒットした映画のパロディが披露される事でも有名。またミュージシャンによるパフォーマンスもある。
目次 |
[編集] カテゴリー
- 最優秀映画 (Best Movie)
- 最優秀男優 (Best Male Performance)
- 最優秀女優 (Best Female Performance)
- 最優秀新人男優 (Best Breakthrough Performance Male
- 最優秀新人女優 (Best Breakthrough Performance Female)
- 最優秀チーム (Best On-Screen Team)
- 最優秀悪役 (Best Villain)
- 最優秀コメディ・パフフォーマンス (Best Comedic Performance)
- 最優秀楽曲 (Best Song From a Movie (Best musical performance))
- ベスト・キス (Best Kiss)
- ベスト・ファイト (Best Fight)
- 最も優れたアクション・シーン (Best Action Sequence)
- 最も優れた恐怖演技 (Best Frightened Performance)
- 最優秀新人監督 (Best New Filmmaker)
- Lifetime Achievement Award
[編集] 2003年の受賞作品
- 最優秀映画:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
- 最優秀男優:エミネム(8 Mile)
- 最優秀女優:キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
- 最優秀新人男優:エミネム(8 Mile)
- 最優秀新人女優:ジェニファー・ガーナー(デアデビル)
- 最優秀チーム:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、アンディ・サーキス(ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔)
- 最優秀悪役:デイヴィー・チェイス(ザ・リング)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:マイク・マイヤーズ(オースティン・パワーズ ゴールドメンバー)
- ベスト・キス:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト(スパイダーマン)
- ベスト・ファイト:クリストファー・リー、ヨーダ(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)
- 最も優れたアクション・シーン:ヘルム峡谷での戦闘シーン(ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔)
[編集] 2004年の受賞作品
- 最優秀映画:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
- 最優秀男優:ジョニー・デップ(パイレーツ・オブ・カリビアン)
- 最優秀女優:ユマ・サーマン(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀新人男優:ショーン・アシュモア(X-MEN2)
- 最優秀新人女優:リンジー・ローハン(フォーチュン・クッキー)
- 最優秀チーム:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア(50回目のファースト・キス)
- 最優秀悪役:ルーシー・リュー(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ジャック・ブラック(スクール・オブ・ロック)
- ベスト・キス:オーウェン・ウィルソン、カルメン・エレクトラ、エイミー・スマート(スタスキー&ハッチ)
- ベスト・ファイト:ユマ・サーマン、栗山千明(キル・ビル Vol.1)
- 最優秀ダンス:ショーン・ウィリアム・スコット(アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦)
- 最も優れたアクション・シーン:ゴンドールでの戦闘シーン(ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還)
- 最優秀カメオ出演:サイモン・コーウェル(最‘狂’絶叫計画)
[編集] 2005年の受賞作品
- 最優秀映画:バス男
- 最優秀男優:レオナルド・ディカプリオ(アビエイター)
- 最優秀女優:リンジー・ローハン(ミーン・ガールズ)
- 最優秀新人男優:ジョン・ヘダー(バス男)
- 最優秀新人女優:レイチェル・マクアダムス(ミーン・ガールズ)
- 最優秀チーム:リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、 レイシー・シャベール、アマンダ・セイフライド(ミーン・ガールズ)
- 最優秀悪役:ベン・スティラー(ドッジボール)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:ダスティン・ホフマン(ミート・ザ・ペアレンツ2)
- 最優秀ミュージカル・パフォーマンス:ジョン・ヘダー(バス男)
- ベスト・キス:レイチェル・マクアダムス、ライアン・ゴズリング(きみに読む物語)
- ベスト・ファイト:ユマ・サーマン、ダリル・ハンナ(キル・ビル Vol.2)
- 最も優れたアクション・シーン:ロサンゼルスの破壊シーン(デイ・アフター・トゥモロー)
- 最も優れた恐怖演技:ダコタ・ファニング(ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ)
[編集] 2006年の受賞作品
- 最優秀映画:ウエディング・クラッシャーズ
- 最優秀俳優:ジェイク・ギレンホール(ブロークバック・マウンテン)
- 最優秀新人:アイラ・フィッシャー(ウエディング・クラッシャーズ)
- 最優秀チーム:ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソン(ウエディング・クラッシャーズ)
- 最優秀悪役:ヘイデン・クリステンセン(スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐)
- 最優秀コメディ・パフォーマンス:スティーヴ・カレル(40歳の童貞男)
- ベスト・キス:ジェイク・ギレンホール、ヒース・レジャー(ブロークバック・マウンテン)
- ベスト・ファイト:アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット(Mr.&Mrs. スミス)
- ベスト・ヒーロー:クリスチャン・ベール(バットマン・ビギンズ)
- 最も優れた恐怖演技:ジェニファー・カーペンター(エミリー・ローズ)
- 最もセクシーな演技:ジェシカ・アルバ(シン・シティ)
[編集] 外部リンク
アメリカ合衆国の文化賞 | |||
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著名な賞 | 映画 : アカデミー賞 | 音楽 : グラミー賞 | テレビ番組 : エミー賞 | 演劇 : トニー賞 | 報道 : ピューリッツァー賞 | ||
映画賞 | ゴールデングローブ賞 | ニューヨーク映画批評家協会賞 | MTVムービー・アワード インディペンデント・スピリット賞 | ナショナル・ボード・オブ・レビュー(アメリカ映画批評会議賞) アニー賞 | AFI賞 | ゴールデンラズベリー賞 |
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音楽賞 | アメリカン・ミュージック・アワード | MTV ビデオ・ミュージック・アワード | ロックの殿堂入り授賞式 ビルボード・ミュージック・アワード | BETアワード ラジオ・ミュージック・アワード | ソウルトレイン・ミュージック・アワード |
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文学賞 | 全米図書賞 | ペン/フォークナー賞 | フィリップ・K・ディック記念賞 | MWA賞 | ||
その他の賞 | 演劇 : オビー賞 | ヘレン・ヘイズ賞 TV/PCゲーム : ゲーム・オブ・ザ・イヤー | ゲーム批評家賞 ファッション : コティ賞 |