ゴールデンラズベリー賞
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ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)は、毎年「最低」の映画を選ぶアメリカの映画賞。趣旨はイグノーベル賞に似ている。授賞式はアカデミー賞授賞式の前夜に行われる。
[編集] 概要
- UCLAから映像製作・映画宣伝の道に進んだジョン・ウィルソン(John Wilson)により1981年に創設。
- 米映画アカデミーの会員による投票・審査で受賞が決定されるアカデミー賞と同じく、ゴールデンラズベリー賞財団の会員による投票で受賞作品を決定する。ただし実績ある映画業界人によるアカデミーと違い、ラジー賞選考には一般の映画ファンが小額の会費を払うだけで投票の権利を有することもできる。
- 初期は正真正銘のB級映画が各部門受賞を独占することが多かったが、近年は輝かしい実績があるにも関わらず何の間違いかどうしようもない役柄を演じてしまった俳優や、前評判と実際の出来のギャップが著しく激しい大作などが受賞する傾向にある。
- アメリカ以外でこの様な賞を設立すると非難を買うが、米国では受賞者は自虐的に話題にする事がある。良くも悪くも話題になる賞だと言える。また、「ラジーの候補にさえなれない作品こそが本当の駄作」とする意見もある。
- 主要部門は毎年変わらないが、その年だけの部門が作られているのも、ラジー賞の特徴である。
- アカデミー賞と同じ様に異様な盛り上がりを見せる映画賞で、「最低映画のアカデミー賞」である。
[編集] 名前とトロフィー
- 「ヤジ」を意味する「Razz」から命名された「RAZZIE Award」が正式な賞名だが、「Razz」のもうひとつの意味である「Raspberry」(ラズベリー:木イチゴ)の実を模したトロフィーのデザインにより「Golden Raspberry Award」とも呼ばれる。
- ラズベリーには、ブーイングの音、という意味がある。英語の「ラズベリータルト(raspberry tart)」が「fart(おなら)」 と韻を踏んでいるため、おならをまねた音を指すようになった。
[編集] 授賞式に出席した受賞者
賞の意味合いからトロフィーを受け取りにくる者はほとんどいない。しかし、第8回の授賞式には『ビル・コスビーのそれ行けレオナルド』(最低作品賞)で最低男優賞を受賞したビル・コスビーが、第16回の授賞式には最低作品賞・監督賞など7部門を受賞した『ショーガール』のポール・バーホーベン監督が、第22回の授賞式には最低作品賞・監督賞など5部門を受賞した『フレディのワイセツな関係』の監督・主演のトム・グリーンが、第25回の授賞式には『キャットウーマン』(最低作品賞・監督賞など4部門受賞)で最低主演女優賞を受賞したハリー・ベリーが出席している。その懐の深さに授賞式参加者は満場の喝采を贈った。
特にハリー・ベリーは『チョコレート』で受賞したオスカー像を持参して左手に持ち、右手にはラジー像を抱えてアカデミー賞主演女優賞を受賞した際のスピーチパロディーを演じ切り、涙まで流して見せたことで聴衆から大喝采を得た(eiga.comの記事による受賞スピーチの内容。)。子供のころに母親から「胸を張って負け犬になれない者は、勝者にもなれない」と言われたことが、出席した理由だと語った。
[編集] 受賞作品(主要部門)
[編集] 1980年(第1回)
- 最低作品賞:ミュージック・ミュージック
- 最低監督賞:ロバート・グリーンウォルド(ザナドゥ)
- 最低主演男優賞:ニール・ダイアモンド(ジャズ・シンガー)
- 最低主演女優賞:ブルック・シールズ(青い珊瑚礁)
- 最低助演男優賞:ジョン・アダムス (グロリア)、ローレンス・オリヴィエ(ジャズ・シンガー)
- 最低助演女優賞:エイミー・アーヴィング(忍冬の花のように)
- 最低脚本賞:ブロント・ウッダード、アラン・カー(ミュージック・ミュージック)
- 最低主題歌賞:The Man with Bogart's Face(The Man with Bogart's Face)
[編集] 1981年(第2回)
- 最低作品賞:愛と憎しみの伝説
- 最低監督賞:マイケル・チミノ(天国の門)
- 最低主演男優賞:クリントン・スピルズバリー(ローン・レンジャー)
- 最低主演女優賞:ボー・デレク(類人猿ターザン)、フェイ・ダナウェイ(愛と憎しみの伝説)
- 最低助演男優賞:スティーヴ・フォレスト(愛と憎しみの伝説)
- 最低助演女優賞:ダイアナ・スカーウィッド(愛と憎しみの伝説)
- 最低新人俳優賞:クリントン・スピルズバリー(ローン・レンジャー)
- 最低脚本賞:フランク・ヤブランス、フランク・ペリー、トレイシー・ホッチナー、ロバート・ゲッチェル(愛と憎しみの伝説)
- 最低音楽賞:ジョン・バリー(ローン・レンジャー)
- 最低主題歌賞:Baby Talk(結婚しない男)
[編集] 1982年(第3回)
- 最低作品賞:インチョン!
- 最低監督賞:テレンス・ヤング(インチョン!)、ケン・アナキン(パイレーツ・ムービー/恋のしおかぜ)
- 最低主演男優賞:ローレンス・オリヴィエ(インチョン!)
- 最低主演女優賞:ピア・ザドラ(Butterfly)
- 最低助演男優賞:エド・マクマホン(Butterfly)
- 最低助演女優賞:アイリーン・クイン(アニー)
- 最低新人俳優賞:ピア・ザドラ (Butterfly)
- 最低脚本賞:ロビン・ムーア、レアード・コーニグ(インチョン!)
- 最低音楽賞:キット・ヘイン(パイレーツ・ムービー/恋のしおかぜ)
- 最低主題歌賞:Pumpin' and Blowin'(パイレーツ・ムービー/恋のしおかぜ)
[編集] 1983年(第4回)
- 最低作品賞:The Lonely Lady
- 最低監督賞:ピーター・サスディ(The Lonely Lady)
- 最低主演男優賞:クリストファー・アトキンズ(ナイト・イン・ヘブン)
- 最低主演女優賞:ピア・ザドラ(The Lonely Lady)
- 最低助演男優賞:ジム・ネイバース(ストローカーエース)
- 最低助演女優賞:シビル・ダニング(チェーンヒート、超人ヘラクレス)
- 最低新人俳優賞:ルー・フェリグノ(超人ヘラクレス)
- 最低脚本賞:エレン・シェパード、ジョン・カーショウ、ショーン・ランデル(The Lonely Lady)
- 最低音楽賞:チャールズ・カレロ、ジェフ・ハリントン、J・ペンニグ、ロジャー・ヴォードリス(The Lonely Lady)
- 最低主題歌賞:The Way You DO It(The Lonely Lady)
[編集] 1984年(第5回)
- 最低作品賞:ボレロ/愛欲の日々
- 最低監督賞:ジョン・デレク(ボレロ/愛欲の日々)
- 最低主演男優賞:シルヴェスター・スタローン(クラブ・ラインストーン/今夜は最高!)
- 最低主演女優賞:ボー・デレク(ボレロ/愛欲の日々)
- 最低助演男優賞:ブルック・シールズ(『サハラ』での男役として)
- 最低助演女優賞:リン=ホリー・ジョンソン(ボーイハント)
- 最低新人俳優賞:オリヴィア・ダボ(ボレロ/愛欲の日々、キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2)
- 最低脚本賞:ジョン・デレク(ボレロ/愛欲の日々)
- 最低音楽賞:ピーター・バーンスタイン、エルマー・バーンスタイン(ボレロ/愛欲の日々)
- 最低主題歌賞:ドリー・パートンDrinkenstein(クラブ・ラインストーン/今夜は最高!)
[編集] 1985年(第6回)
- 最低作品賞:ランボー/怒りの脱出
- 最低監督賞:シルヴェスター・スタローン(ロッキー4/炎の友情)
- 最低主演男優賞:シルヴェスター・スタローン(ランボー/怒りの脱出、ロッキー4/炎の友情)
- 最低主演女優賞:リンダ・ブレア(ナイト・パトロール、非情の島・女囚大脱走、暴行都市)
- 最低助演男優賞:ロブ・ロウ(セント・エルモス・ファイヤー)
- 最低助演女優賞:ブリジット・ニールセン(ロッキー4/炎の友情)
- 最低新人俳優賞:ブリジット・ニールセン(レッドソニア、ロッキー4/炎の友情)
- 最低脚本賞:シルヴェスター・スタローン、ジェームズ・キャメロン(ランボー/怒りの脱出)
- 最低音楽賞:ヴィンス・ディコーラ(ロッキー4/炎の友情)
- 最低主題歌賞:Peace in Our Life(ランボー/怒りの脱出)
[編集] 1986年(第7回)
- 最低作品賞:ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀、プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン
- 最低監督賞:プリンス (プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン)
- 最低主演男優賞:プリンス(プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン)
- 最低主演女優賞:マドンナ(上海サプライズ)
- 最低助演男優賞:ジェローム・ベントン(プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン)
- 最低助演女優賞:ドム・デルイーズ(呪われたハネムーン)
- 最低新人俳優賞:アヒルの着ぐるみを着て奮闘した6人の諸君(ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀)
- 最低脚本賞:ウィラード・ハイク、グロリア・カッツ (ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀)
- 最低主題歌賞:プリンス・アンド・ザ・レボリューションLove or Money(プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン)
- 最低視覚効果賞:ILM(ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀)
[編集] 1987年(第8回)
- 最低作品賞:ビル・コスビーのそれ行けレオナルド
- 最低監督賞:ノーマン・メイラー(タフガイは踊らない)、エレイン・メイ(イシュタール)
- 最低主演男優賞:ビル・コスビー(ビル・コスビーのそれ行けレオナルド)
- 最低主演女優賞:マドンナ(フーズ・ザット・ガール)
- 最低助演男優賞:デヴィッド・メンデンホール(オーバー・ザ・トップ)
- 最低助演女優賞:ダリル・ハンナ (ウォール街)
- 最低新人俳優賞:デヴィッド・メンデンホール (オーバー・ザ・トップ)
- 最低脚本賞:ビル・コスビー、ジョナサン・レイノルズ(ビル・コスビーのそれ行けレオナルド)
- 最低主題歌賞:ジョージ・マイケルI Want Your Sex(ビバリーヒルズ・コップ2)
- 最低視覚効果賞:ヘンリー・ミラー(ジョーズ'87/復讐篇)
[編集] 1988年(第9回)
- 最低作品賞:カクテル
- 最低監督賞:ブレイク・エドワーズ(キャデラック・カウボーイ)、 スチュワート・ラフィル(マック)
- 最低主演男優賞:シルヴェスター・スタローン(ランボー3/怒りのアフガン)
- 最低主演女優賞:ライザ・ミネリ(ミスター・アーサー2、レンタ・コップ)
- 最低助演男優賞:ダン・エイクロイド(ボールズ・ボールズ2/成金ゴルフマッチ)
- 最低助演女優賞:クリスティ・マクニコル(トゥー・ムーン)
- 最低新人俳優賞:ロナルド・マクドナルド(マック)
- 最低脚本賞:ヘイウッド・グールド (カクテル)
- 最低主題歌賞:フル・フォースJack Fresh(ボールズ・ボールズ2/成金ゴルフマッチ)
[編集] 1989年(第10回)
- 最低作品賞:スタートレックV 新たなる未知へ
- 最低監督賞:ウィリアム・シャトナー(スタートレックV 新たなる未知へ)
- 最低主演男優賞:ウィリアム・シャトナー(スタートレックV 新たなる未知へ)
- 最低主演女優賞:ヘザー・ロックリア(怪人スワンプシング)
- 最低助演男優賞:クリストファー・アトキンズ(青春!ケンモント大学)
- 最低助演女優賞:ブルック・シールズ(キャノンボール/新しき挑戦者たち)
- 最低脚本賞:エディ・マーフィー(ハーレム・ナイト)
- 最低主題歌賞:Bring Your Daughter to The Slaughter(エルム街の悪夢5/ザ・ドリームチャイルド)
[編集] 1990年(第11回)
- 最低作品賞:フォード・フェアレーンの冒険、ゴースト・ラブ
- 最低監督賞:ジョン・デレク(ゴースト・ラブ)
- 最低主演男優賞:アンドリュー・ダイス・クレイ(フォード・フェアレーンの冒険)
- 最低主演女優賞:ボー・デレク(ゴースト・ラブ)
- 最低助演男優賞:ドナルド・トランプ(ゴースト・ラブ)
- 最低助演女優賞:ソフィア・コッポラ(ゴッドファーザーPART III)
- 最低脚本賞:ダニエル・ウォーターズ、ジェームズ・カップ、デヴィッド・アーノット(フォード・フェアレーンの冒険)
- 最低主題歌賞:He's Comin' Back (The Devil!)(裸の十字架を持つ男/エクソシストフォーエバー)
[編集] 1991年(第12回)
- 最低作品賞:ハドソン・ホーク
- 最低監督賞:マイケル・レーマン(ハドソン・ホーク)
- 最低主演男優賞:ケビン・コスナー(ロビン・フッド)
- 最低主演女優賞:ショーン・ヤング(死の接吻)
- 最低助演男優賞:ダン・エイクロイド(絶叫屋敷へいらっしゃい)
- 最低助演女優賞:ショーン・ヤング(死の接吻)
- 最低新人俳優賞:ヴァニラ・アイス(クール・アズ・アイス)
- 最低脚本賞:スティーヴン・E・デ・スーザ、ダニエル・ウォーターズ (ハドソン・ホーク)
- 最低主題歌賞:M.C.ハマーAddams Groove(アダムス・ファミリー)
[編集] 1992年(第13回)
- 最低作品賞:嵐の中で輝いて
- 最低監督賞:デヴィッド・セルツァー(嵐の中で輝いて)
- 最低主演男優賞:シルヴェスター・スタローン(刑事ジョー/ママにお手あげ)
- 最低主演女優賞:メラニー・グリフィス(嵐の中で輝いて、刑事エデン/追跡者)
- 最低助演男優賞:トム・セレック(コロンブス)
- 最低助演女優賞:エステル・ゲティ(刑事ジョー/ママにお手あげ)
- 最低新人俳優賞:ポーリー・ショア(原始のマン)
- 最低脚本賞:ブレイク・スナイダー、ウィリアム・オズボーン、ウィリアム・デイヴィス(刑事ジョー/ママにお手あげ)
- 最低主題歌賞:High Times, Hard Times(ニュースボーイズ/ぼくたちのわんぱく革命)
[編集] 1993年(第14回)
- 最低作品賞:幸福の条件
- 最低監督賞:ジェニファー・チェンバース・リンチ(ボクシング・ヘレナ)
- 最低主演男優賞:バート・レイノルズ(コップ・アンド・ハーフ)
- 最低主演女優賞:マドンナ(BODY/ボディ)
- 最低助演男優賞:ウディ・ハレルソン(幸福の条件)
- 最低助演女優賞:フェイ・ダナウェイ(派遣秘書)
- 最低新人俳優賞:ジャネット・ジャクソン(ポエティック・ジャスティス/愛するということ)
- 最低脚本賞:エイミー・ホールデン・ジョーンズ(幸福の条件)
- 最低主題歌賞:Addams Family (WHOOMP!)(アダムス・ファミリー2)
[編集] 1994年(第15回)
- 最低作品賞:薔薇の素顔
- 最低リメイク賞:ワイアット・アープ
- 最低監督賞:スティーヴン・セガール(沈黙の要塞)
- 最低主演男優賞:ケビン・コスナー(ワイアット・アープ)
- 最低主演女優賞:シャロン・ストーン(わかれ路、スペシャリスト)
- 最低助演男優賞:O.J.シンプソン(裸の銃を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱)
- 最低助演女優賞:ロージー・オドネル(パトカー54/応答せよ!、フリントストーン/モダン石器時代)
- 最低新人俳優賞:アンナ・ニコル・スミス(裸の銃を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱)
- 最低スクリーンカップル賞:トム・クルーズ&ブラッド・ピット(インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア)、シルヴェスター・スタローン&シャロン・ストーン(スペシャリスト)
- 最低脚本賞:フリントストーン/モダン石器時代を寄ってたかって書き直しまくった35人もの人々(個称略)
- 最低主題歌賞:Marry The Mole!(サンベリーナ/おやゆび姫)
[編集] 1995年(第16回)
- 最低作品賞:ショーガール
- 最低続編賞:スカーレット・レター
- 最低監督賞:ポール・ヴァーホーヴェン(ショーガール)
- 最低主演男優賞:ポーリー・ショア(陪審員だよ、全員集合!)
- 最低主演女優賞:エリザベス・バークレイ(ショーガール)
- 最低助演男優賞:デニス・ホッパー(ウォーターワールド)
- 最低助演女優賞:マドンナ(フォー・ルームス)
- 最低新人俳優賞:エリザベス・バークレイ(ショーガール)
- 最低脚本賞:ジョー・エスターハス(ショーガール)
- 最低主題歌賞:Walk Into The Wind(ショーガール)
[編集] 1996年(第17回)
- 最低作品賞:素顔のままで
- 最低監督賞:アンドリュー・バーグマン(素顔のままで)
- 最低主演男優賞:トム・アーノルド(スクール・ウォーズ/もうイジメは懲りごり!、ドタキャン・パパ、ステューピッド/おばかっち地球防衛大作戦)、ポーリー・ショア(バイオ・ドーム/ボクたち環境改善隊)
- 最低主演女優賞:デミ・ムーア(陪審員、素顔のままで)
- 最低助演男優賞:マーロン・ブランド(D.N.A./ドクター・モローの島)
- 最低助演女優賞:メラニー・グリフィス(狼たちの街)
- 最低新人俳優賞:パメラ・アンダーソン・リー(バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記)
- 最低スクリーンカップル賞:デミ・ムーア&バート・レイノルズ(素顔のままで)
- 最低脚本賞:アンドリュー・バーグマン(素顔のままで)
- ジョー・エスターハス記念/興行収入1億ドル以上作品限定最低脚本賞:マイケル・クライトン、アン・マリー・マーティン(ツイスター)
- 最低主題歌賞:Pussy, Pussy, Pussy (Whose Kitty Cat Are You?)(素顔のままで)
[編集] 1997年(第18回)
- 最低作品賞:ポストマン
- 最低続編賞:スピード2
- 最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞:コン・エアー
- 最低監督賞:ケビン・コスナー(ポストマン)
- 最低主演男優賞:ケビン・コスナー(ポストマン)
- 最低主演女優賞:デミ・ムーア(G.I.ジェーン)
- 最低助演男優賞:デニス・ロッドマン(ダブルチーム)
- 最低助演女優賞:アリシア・シルヴァーストーン(バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲)
- 最低新人俳優賞:デニス・ロッドマン(ダブルチーム)
- 最低スクリーンカップル賞:デニス・ロッドマン&ジャン=クロード・ヴァン・ダム(ダブルチーム)
- 最低脚本賞:エリック・ロス、ブライアン・ヘルゲランド(ポストマン)
- 最低音楽(歌)賞:ポストマンの挿入歌全部
[編集] 1998年(第19回)
- 最低作品賞:アラン・スミシー・フィルム
- 最低リメイク賞:アベンジャーズ、GODZILLA、サイコ
- 最低監督賞:ガス・ヴァン・サント(サイコ)
- 最低主演男優賞:ブルース・ウィリス(アルマゲドン、マーキュリー・ライジング、マーシャル・ロー)
- 最低主演女優賞:スパイス・ガールズ(スパイス・ザ・ムービー)
- 最低助演男優賞:ジョー・エスターハス(アラン・スミシー・フィルム)
- 最低助演女優賞:マリア・ピティロ(GODZILLA)
- 最低新人俳優賞:ジョー・エスターハス(アラン・スミシー・フィルム)、ジェリー・スプリンガー(ジェリー・スプリンガー・ザ・ムービー/人の不幸はクセになる)
- 最低スクリーンカップル賞:レオナルド・ディカプリオ&レオナルド・ディカプリオ(仮面の男の双子役で)
- ジョー・エスターハス記念/最低脚本賞:ジョー・エスターハス(アラン・スミシー・フィルムで本人が本人役で出演)
- 最低主題歌賞:I Wanna Be Mike Ovitz!(アラン・スミシー・フィルム)
- 最低作品傾向賞:58歳の主演男優が28歳の主演女優に求愛するような、少々イタいロマンス
[編集] 1999年(第20回)
- 最低作品賞:ワイルド・ワイルド・ウェスト
- 最低監督賞:バリー・ソネンフェルド(ワイルド・ワイルド・ウエスト)
- 最低主演男優賞:アダム・サンドラー(ビッグ・ダディ)
- 最低主演女優賞:ヘザー・ドナヒュー(ブレア・ウィッチ・プロジェクト)
- 最低助演男優賞:ジャー・ジャー・ビンクス(スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス)
- 最低助演女優賞:デニス・リチャーズ(007 ワールド・イズ・ノット・イナフ)
- 最低スクリーンカップル賞:ケヴィン・クライン&ウィル・スミス(ワイルド・ワイルド・ウエスト)
- 最低脚本賞:ワイルド・ワイルド・ウエストの6名(個称略)
- 最低主題歌賞:Wild Wild West(ワイルド・ワイルド・ウエスト)
特別大賞(第20回で発表)
- 20世紀最低主演男優賞:シルヴェスター・スタローン
- 20世紀最低主演女優賞: マドンナ
- 「20世紀」としているが2000年発表作品は含まれていない
- 1990年代最低作品賞:ショーガール
- 1990年代最低新人俳優賞:ポーリー・ショア
[編集] 2000年(第21回)
- 最低作品賞:バトルフィールド・アース
- 最低続編賞:ブレアウィッチ2
- 最低監督賞:ロジャー・クリスチャン(バトルフィールド・アース)
- 最低主演男優賞: ジョン・トラボルタ(バトルフィールド・アース、ラッキー・ナンバー)
- 最低主演女優賞:マドンナ(2番目に幸せなこと)
- 最低助演男優賞:バリー・ペッパー(バトルフィールド・アース)
- 最低助演女優賞:ケリー・プレストン(バトルフィールド・アース)
- 最低スクリーンカップル賞:ジョン・トラボルタ&バトルフィールド・アースで一緒にスクリーンに映ってしまった人全部
- 最低脚本賞:コリー・マンデル、J・デヴィッド・シャピロ(バトルフィールド・アース)
[編集] 2001年(第22回)
- 最低作品賞:フレディのワイセツな関係
- 最低リメイク賞:PLANET OF THE APES
- 最低監督賞:トム・グリーン(フレディのワイセツな関係)
- 最低主演男優賞:トム・グリーン(フレディのワイセツな関係)
- 最低主演女優賞:マライア・キャリー(グリッター きらめきの向こうに)
- 最低助演男優賞:チャールトン・ヘストン(キャッツ&ドッグス、PLANET OF THE APES、フォルテ)
- 最低助演女優賞:エステラ・ウォーレン(ドリヴン、PLANET OF THE APES)
- 最低スクリーンカップル賞:トム・グリーン&彼が陵辱した動物たち(フレディのワイセツな関係)
- 最低脚本賞:トム・グリーン、デレク・ハーヴィ(フレディのワイセツな関係)
[編集] 2002年(第23回)
- 最低作品賞:スウェプト・アウェイ
- 最低リメイク賞:スウェプト・アウェイ
- 最優秀(!)頭からっぽティーン向け作品賞:ジャッカス・ザ・ムービー
- 最低監督賞:ガイ・リッチー(スウェプト・アウェイ)
- 最低主演男優賞:ロベルト・ベニーニ(ピノッキオ)
- 最低主演女優賞:マドンナ(スウェプト・アウェイ)、ブリトニー・スピアーズ(ノット・ア・ガール)
- 最低助演男優賞:ヘイデン・クリステンセン(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)
- 最低助演女優賞:マドンナ(007/ダイ・アナザー・デイ)
- 最低スクリーンカップル賞:マドンナ&アドリアーノ・ジャンニーニ(スウェプト・アウェイ)
- 最低脚本賞:ジョージ・ルーカス、ジョナサン・ヘイルズ(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃)
- 最低主題歌賞:ブリトニー・スピアーズ - I'm not a girl, Not yet a woman. (ノット・ア・ガール)
[編集] 2003年(第24回)
- 最低作品賞:ジーリ
- 最低続編賞:チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
- 最低に映画というものの根本がわかってない作品賞:ハットしてキャット
- 最低監督賞:マーティン・ブレスト(ジーリ)
- 最低主演男優賞:ベン・アフレック(デアデビル、ジーリ、ペイチェック/消された記憶)
- 最低主演女優賞:ジェニファー・ロペス(ジーリ)
- 最低助演男優賞:シルヴェスター・スタローン(スパイキッズ3-D:ゲームオーバー)
- 最低助演女優賞:デミ・ムーア(チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル)
- 最低スクリーンカップル賞:ベン・アフレック&ジェニファー・ロペス(ジーリ)
- 最低脚本賞:マーティン・ブレスト(ジーリ)
- 審査員特別賞:From Justin To Kellyにおけるトラヴィス・ペインによるダンス振り付けに対して
[編集] 2004年(第25回)
- 最低作品賞:キャットウーマン
- 最低続編賞:スクービー・ドゥー2/モンスター・パニック(en:Scooby-Doo_2:_Monsters_Unleashed)
- 最低監督賞:ピトフ(キャットウーマン)
- 最低主演男優賞:ジョージ・W・ブッシュ(華氏911)
- 最低主演女優賞:ハリー・ベリー(キャットウーマン)
- 最低助演男優賞:ドナルド・ラムズフェルド(華氏911)
- 最低助演女優賞:ブリトニー・スピアーズ(華氏911)
- 最低スクリーンカップル賞: ジョージ・W・ブッシュ&コンドリーザ・ライス、もしくは彼のペットのヤギさん(2001年9月11日アメリカ同時多発テロ発生時に子供たちに読み聞かせていた絵本)(華氏911)
- 最低脚本賞:テレサ・レベック、ジョン・ブランカトー、マイケル・フェリス、ジョン・ロジャース(キャットウーマン)
ラジー賞創設25周年特別大賞(第25回で発表)
- 歴代最低ミュージカル作品賞:From Justin To Kelly
- 歴代最低コメディー作品賞:ジーリ
- 歴代最低ドラマ作品賞:バトルフィールド・アース
- 歴代最低ノミネート賞:アーノルド・シュワルツェネッガー(過去通算8つの賞にノミネートされるも1つも獲れず)
[編集] 2005年(第26回)
- 最低作品賞:Dirty Love
- 最低続編賞:マスク2
- 最低監督賞:ジョン・アッシャー (Dirty Love)
- 最低主演男優賞:ロブ・シュナイダー (Deuce Bigalow: European Gigolo)
- 最低主演女優賞:ジェニー・マッカーシー(Dirty Love)
- 最低助演男優賞:ヘイデン・クリステンセン(スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐)
- 最低助演女優賞:パリス・ヒルトン(蝋人形の館)
- 最低スクリーンカップル賞:ウィル・フェレル&ニコール・キッドマン(奥さまは魔女)
- 最低脚本賞:ジェニー・マッカーシー(Dirty Love)
- 最低飽き飽きもう見たくもないゴシップネタ賞:トム・クルーズ&ケイティ・ホームズ、彼の奇行の舞台となったオプラ・ウィンフリー・ショーのソファー、もしくはプロポーズした舞台のエッフェル塔、2人の子宝騒動
[編集] 2006年(第27回)
- 最低作品賞:氷の微笑2 ("Basic Instinct 2" a.k.a."Basically, It Stinks, Too")
- 最低主演女優賞:シャロン・ストーン (氷の微笑2)
- 最低主演男優賞:ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ (リトル・マン(原題))
- 最低助演女優賞:カルメン・エレクトラ (デート・ムービー(原題)、スケアリー・ムービー4(原題))
- 最低助演男優賞:M・ナイト・シャマラン (レディ・イン・ザ・ウォーター)
- 最低監督賞:M・ナイト・シャマラン (レディ・イン・ザ・ウォーター)
- 最低スクリーンカップル賞:ショーン・ウェイアンズ & ケリー・ワシントン か マーロン・ウェイアンズ (リトル・マン(原題))
- 最低リメイク賞:リトル・マン(原題) (バッグス・バニー"Baby Buggy Bunny"(1954)のパクリ)
- 最低序章・続編賞:'氷の微笑2
- 最低脚本賞:氷の微笑2 (レオラ・バリッシュ、ヘンリー・ビーン、キャラクター考案:ジョー・エスターハス)
- 最低ファミリー映画賞:RV
ノミネート作品は「第27回ゴールデンラズベリー賞」の項を参照。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
アメリカ合衆国の文化賞 | |||
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著名な賞 | 映画 : アカデミー賞 | 音楽 : グラミー賞 | テレビ番組 : エミー賞 | 演劇 : トニー賞 | 報道 : ピューリッツァー賞 | ||
映画賞 | ゴールデングローブ賞 | ニューヨーク映画批評家協会賞 | MTVムービー・アワード インディペンデント・スピリット賞 | ナショナル・ボード・オブ・レビュー(アメリカ映画批評会議賞) アニー賞 | AFI賞 | ゴールデンラズベリー賞 |
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音楽賞 | アメリカン・ミュージック・アワード | MTV ビデオ・ミュージック・アワード | ロックの殿堂入り授賞式 ビルボード・ミュージック・アワード | BETアワード ラジオ・ミュージック・アワード | ソウルトレイン・ミュージック・アワード |
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文学賞 | 全米図書賞 | ペン/フォークナー賞 | フィリップ・K・ディック記念賞 | MWA賞 | ||
その他の賞 | 演劇 : オビー賞 | ヘレン・ヘイズ賞 TV/PCゲーム : ゲーム・オブ・ザ・イヤー | ゲーム批評家賞 ファッション : コティ賞 |