NHK春日ラジオ放送所
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NHK春日ラジオ放送所(えぬえいちけいかすがらじおほうそうじょ)は、NHK福岡放送局のラジオ第1放送とラジオ第2放送の電波を送信するための施設である。
[編集] 概要と歴史
NHK福岡局は、開局こそ熊本局に先を越されたものの、第二次世界大戦前から、朝鮮半島・ユーラシア大陸に向けての重要放送拠点として位置づけられており、当初から大出力の放送を行うことが計画されていた。そのため、放送所の建設自体は開局後早い時期から始まっていたが、戦争により中断。
1950年頃に完成し、運用開始。第1・第2とも、100kWの大出力による放送が行われていた。しかし、その後の中波再編により、熊本局のラジオ第2が500kWに増力された関係で、福岡局のラジオ第2は、出力が半減され、現在に至っている。
福岡県内のNHKの中波ラジオ送信所は、福岡局のここと、北九州局の響ラジオ放送所の2箇所しかない。そのため、北九州局のカバーエリア以外はもちろんのこと、長崎県の壱岐市・対馬市、佐賀県・熊本県・大分県の県境地域までもエリアとする。しかし、ラジオ第2については、筑後地方では熊本局のほうが聞きやすいエリアが多い。
[編集] 送信設備
放送局名 | コールサイン | 周波数 | 空中線電力 | 最大実効輻射電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
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NHK福岡第1 | JOLK | 612kHz | 100kW | - | 福岡県西部 | - |
NHK福岡第2 | JOLB | 1017kHz | 50kW | - | 全国放送 | - |