うに弁当
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うに弁当(うにべんとう)は、岩手県久慈市の三陸鉄道北リアス線久慈駅構内にある清雅荘弁当部が製造・販売する駅弁である。
[編集] 概要
ウニを混ぜたご飯を敷き詰めて、その上にウニを敷き詰めた駅弁である。
かつて普代村で旅館を経営していた清雅荘が「うに弁当」を製造し、おかみさんが普代駅より列車に乗り込み、三陸鉄道北リアス線の一部列車で車内販売をしていた。2000年前後に「NHKニュースおはよう東北」の特集で紹介された。
その後、旅館は廃業したが弁当の製造は続けた。近年の駅弁ブームや「さんりくしおかぜ」が走り始め車内で売られるようになったため知名度が増した。1日20個限定販売なので「幻の駅弁」とも呼ばれている。
「さんりくしおかぜ」が運転開始してから数年間は、おかみさんが直接車内販売をしていた。
[編集] 販売箇所
- 三陸鉄道久慈駅構内「清雅荘」直営そば屋
- 「さんりくしおかぜ号」車内販売
- 三陸鉄道宮古駅リアス亭売店