おれがあいつであいつがおれで
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[編集] 概要
日本の児童文学では、おそらくサトウハチローの「あべこべ物語」(原題は「あべこべ玉」、TBSテレビドラマ「へんしん!ポンポコ玉」原作)に次ぐ性転換フィクション作品。
この分野の小説や漫画を愛する人たちに、古典的名著としてもてはやされる一方、すぐれた性教育の側面もあり、教育界からも支持されている。
ふとした衝撃のはずみから、からだが入れ替わってしまった少年・少女のとまどい、そして性への目ざめと、相互理解に至るまでを描き出した問題作。
[編集] 映像化・漫画化
発表から25年以上を経た現在でも、たびたび映像作品の原作に用いられている。02年のどっちがどっち!以外は実質的に82年の『転校生』のリメイク作品である。
- 1982年 大林宣彦監督による映画化『転校生』
- 1985年 フジテレビ 月曜ドラマランド『転校生!おれがあいつであいつがおれで』
- 1986年 フジテレビ 月曜ドラマランド『転校生!おれがあいつであいつがおれで2』
- 1992年 フジテレビ ボクたちのドラマシリーズ 放課後』
- 2002年 NHKドラマ愛の詩『どっちがどっち!』
- 2002年 TBS『モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル おれがあいつであいつがおれで』
- 2007年 大林監督によって再映画化予定[1][2]
また、漫画化されたものに『なんとかしなくちゃ!』(作いでまゆみ/講談社なかよしKC/1981年/ISBN 4-06-108388-0)がある。
[編集] 書籍データ
理論社版が現在入手可能。ISBN 4-65-202161-5 (1998年)