ひろさちや
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひろさちや(昭和11年(1936年)7月27日 - )は、日本の宗教評論家であり、多数の一般向けの解説書を執筆している。本名は増原 良彦(ますはら よしひこ)。
大阪府に生まれ、東京大学で印度哲学、仏教学を学び、気象大学校で教鞭を執る。教員生活の傍ら、「ひろさちや」のペンネームで平易な言葉で多数の入門書を執筆し、一般の人々に仏教を身近な物として再認識させた。
因みにペンネームの由来は、ギリシア語で愛するを意味するPhilo(フィロ)と、サンスクリット語で真理を意味するsatiya(サティヤ)の造語である。
また、超宗派の仏教信者の集まりである「まんだらの会」を主宰している。
[編集] 略歴
- 1936年 大阪府にて誕生
- 1960年 東京大学文学部印度哲学科を卒業
- 1965年 東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専門課程博士後期課程修了、気象大学校講師に就任
- 1985年 気象大学校を退職
- 大正大学客員教授に就任
[編集] 受賞歴
- 1980年 日本雑学大賞
[編集] 著作リスト
著作は400点以上ある。
- 釈迦と十大弟子(法蔵館、1981年)
- 個人主義仏教のすすめ(世界聖典刊行協会、1982年)
- 死の世界・死後の世界(池田書店、1984年)
- お経の世界(中山書房仏書林、1986年)
- 仏教入門(池田書店、1987年)