アリスター・オーフレイム
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アリスター・オーフレイム | |
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基本情報 | |
本名 | |
あだ名 | ダッチ・サイクロン デモリションマン |
階級 | PRIDEミドル級 |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1980年5月17日 |
出身地 | ![]() ユトレヒト州 |
現居住地 | ![]() |
スタイル | キックボクシング |
戦績 | |
総試合数 | 34(リングス、PRIDE他) 07/4/5現在 |
総勝利数 | 24 |
KO勝ち | 10 |
一本勝ち | 13 |
判定勝ち | 1 |
総敗北数 | 10 |
KO負け | 5 |
一本負け | 2 |
判定負け | 3 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
アリスター・オーフレイム(Alistair Cees "Demolition Man" Overeem、1980年5月17日 - )は、オランダ・ユトレヒト出身の総合格闘家。ゴールデン・グローリー所属。身長195cm、体重93kg。
ニックネームは「ダッチサイクロン」。海外では「デモリションマン」(「破壊者」の意)と呼ばれる。総合格闘家ヴァレンタイン・オーフレイムはアリスターの実兄に当たる。
目次 |
[編集] スタイル
破壊力とスピードのある攻撃的な選手で、特に試合開始直後の数分間は無敵と(冗談交じりに)言われ、その数分間は「サイクロンタイム」「アリスタータイム」等と称されることもある。だが、開始直後数分間を過ぎると途端に動きが悪くなると言うスタミナの無さが問題視される。また、勝っても敗れても一本、KOが多く、非常にアグレッシブなファイトスタイルであると言える。
PRIDEでは、長い手足を生かしたパンチと膝蹴りで多くのKOを奪っている。
サブミッションの技術にも長けており、2005年1月に、アブダビコンバット欧州予選で優勝した。
PRIDEミドル級GP2005ではビクトー・ベウフォートやイゴール・ボブチャンチンといった強豪からもサブミッションで一本勝ちを収めている。しかしGP準決勝ではマウリシオ・ショーグンにKOされてしまい決勝進出は逃してしまった。
2006年2月26日のPRIDE.31では、セルゲイ・ハリトーノフに対し、試合開始直後にテイクダウンを奪取。ここでハリトーノフは受身を取り損ねて肩を脱臼、負傷した相手にも容赦なく攻め続けて終始圧倒、最後はヒザの連打でKO勝利。見事な完勝となり評価を上げた。また、ヘビー級が適正体重と言う周囲の説にも説得力を与えた。
しかしその後のPRIDEではファブリシオ・ヴェウドゥム、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、ヒカルド・アローナ、マウリシオ・ショーグンのブラジル人総合格闘家相手に4連敗。今後が危ぶまれている。
余談だが、アリスターはセルゲイ・ハリトーノフの先輩にあたるヴォルク・アターエフも粉砕しており、彼らの所属するロシアン・トップチームには抜群の相性を持っているともいわれる。
[編集] エピソード
木製のハンマーを会見や試合の入場時に必ず持参することでも有名。本人はハンマーについて「破壊の象徴」だと語っている。
[編集] 戦績
勝 ((T)KO, 一本勝ち, 判定勝ち)敗(判定負け)0分0無効試合 | |||||||
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 | |||
× | マウリシオ・ショーグン | 1R 3'27" TKO | PRIDE.33 THE SECOND COMING | 2007年2月24日 | |||
× | ヒカルド・アローナ | 1R 4'28" ギブアップ | PRIDE GP 2006 決勝戦 | 2006年9月10日 | |||
× | アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ | 2R 2'13" TKO | PRIDE GP 2006 2nd ROUND | 2006年7月1日 | |||
× | ファブリシオ・ヴェウドゥム | 2R 3'43" チキンウィングアームロック | PRIDE GP 2006 開幕戦 | 2006年5月5日 | |||
○ | セルゲイ・ハリトーノフ | 1R 5'13" TKO | PRIDE.31 | 2006年2月26日 |
[編集] 外部リンク
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