アレハンドロ・ファリャ
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アレハンドロ・ファリャ |
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基本情報 |
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英語名 | Alejandro Falla |
国籍 | コロンビア |
出身地 | 同・カリ |
生年月日 | 1983年11月14日 |
身長 | 185cm |
体重 | 76kg |
利き手 | 左 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 2000年 |
ツアー通算 | 0勝 |
シングルス | 0勝 |
ダブルス | 0勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 出場なし |
全仏 | 2回戦(2004・06) |
全英 | 2回戦(2004・06) |
全米 | 2回戦(2006) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 95位 |
ダブルス | 306位 |
Template |
アレハンドロ・ファリャ(Alejandro Falla, 1983年11月14日 - )は、コロンビア・カリ出身の男子プロテニス選手。プロテニス選手が少ないコロンビアで、久々に登場した本格的な男子選手として活動している。ATPツアーでまだシングルス・ダブルスとも優勝はないが、これまでに出場してきた4大大会でいずれも2回戦に進出している。シングルス自己最高ランキングは95位(2006年10月)。左利きの選手。身長185cm、体重76kg。
ファリャはテニス・コーチである父親の手ほどきで6歳からテニスを始め、2000年にプロ入りした。2001年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップのコロンビア代表選手になる。2004年の全仏オープンで4大大会初出場を果たし、ダビド・ナルバンディアンとの2回戦に進出した。続くウィンブルドンでは、ロジャー・フェデラーとの2回戦でウィンブルドンのセンター・コートに立った。ファリャはフェデラーから3ゲームしか奪えずに 1-6, 2-6, 0-6 で完敗したが、このセンター・コート体験を「最も思い出に残る経験」と語っている。
この後しばらく世界ランキングを落としたが、2006年から再び4大大会に戻ってくる。2年ぶりに出場した全仏オープンでも初戦を突破した後、2回戦でまたもやフェデラーと顔を合わせた。同じく2年ぶりのウィンブルドンでも2回戦に進み、全米オープンにも初出場を果たす。全米オープンの2回戦では、ロシアのドミトリー・ツルスノフに 3-6, 6-7, 5-7 で敗れた。2007年全豪オープンには出場しなかったが、3月前半の「インディアンウェルズ・マスターズ」では1回戦でドイツのベンヤミン・ベッカーを破り、イワン・リュビチッチとの2回戦に勝ち上がるなど、徐々に実力を上げている。
コロンビアのテニス選手は、1974年に全仏オープンの混合ダブルスで優勝したイワン・モリナと、2004年に全豪オープンで女子シングルス4強入りしたファビオラ・ズルアガの2人が傑出した業績を残しているが、他の選手たちについてはほとんど知られていない。その中にあって、フェデラーをはじめとする世界のトップ選手たちに果敢な挑戦を始めたファリャの今後の活躍に期待が集まっている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- アレハンドロ・ファリャ - ATPツアーのプロフィール(英語)
- デビスカップ成績表