イヌガヤ科
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?イヌガヤ科 | |||||||||||||||
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イヌガヤ(Cephalotaxus harringtonia) |
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分類 | |||||||||||||||
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属 | |||||||||||||||
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イヌガヤ科(Cephalotaxaceae)は、裸子植物門マツ綱(松柏類、針葉樹)の科である。3属20種ほどあるが、カヤTorreya属(イチイ科に分類されることもある)の2種がアメリカ合衆国南東部または南西部に分布している他は、すべて東アジア産である。
常緑高木でイチイ科によく似ているが、外形上は球果(まつかさ状の果実)が全く異なる。種子が成熟すると、非常に大きくなり、鱗片をはるかにはみ出す。したがって、その外見は松毬には全く見えない。種子の外部は肉質で柔らかい。