カンタベリー大聖堂
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カンタベリー大聖堂(-だいせいどう)は、イギリスのイングランド南東部ケント州のカンタベリーにある教会で、イギリス国教会の総本山。7世紀にカンタベリーのアウグスティヌスがイギリスに布教し、修道院として建設された。
12世紀に王と対立した大司教トマス・ベケットが殉教したことから聖地として多くの巡礼者が訪れる場所でもある。ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』もカンタベリー巡礼者の物語である。
現在の建物は1070年-1180年にロマネスク様式、1379年-1503年にかけてゴシック様式で建設された歴史的建造物である。1988年に世界遺産に登録された。