ガダルカナル島
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ガダルカナル島 (Guadalcanal) は、ソロモン諸島最大の島であり、同国の首都ホニアラがある。第二次世界大戦の激戦地で、餓島(がとう)とも呼ばれた。
[編集] 地理
- 位置 - 東経160度、南緯9度30分にあり、南太平洋西部のメラネシア地域にあるソロモン諸島の一つである。
- 面積 - 5,336km2、東西160km、南北48km。
- 地形 - 島の中央には火山がそびえ、海岸線には珊瑚礁が広がる。
[編集] 歴史
- 名前の由来はアラビア語で「運河の川」を意味する「Guad al canal」から。
- 1567年 - スペイン人探検家オルテガが「発見」する。出生地、アンダルシア州セビリャ県のガダルカナルにちなんで命名した。
- 1893年 - イギリスの保護領となる。
- 1942年(昭和17) - 日本軍が上陸して飛行場の建設を開始するがアメリカ軍がこれを占領。以後、日本軍とアメリカ軍との間で島内及び近海での激戦が展開され、第二次世界大戦(太平洋戦争、大東亜戦争)有数の激戦地となる(ガダルカナル島の戦い)。
- 1943年(昭和18) - 日本軍が撤退。日本軍の死者は約2万人といわれる。
- 1978年 - ソロモン諸島のイギリスからの独立により、首都が島内のホニアラに置かれる。
現在でも、大戦の名残としてヘンダーソン飛行場の跡が衛星写真から伺える。
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