ガンマー第3号 宇宙大作戦
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』(ガンマーだい3ごう うちゅうだいさくせん)は、1968年12月19日に公開された東映製作のSF特撮映画。英題はGAMMA3もしくはThe Green Slime。カラー、ワイド、77分。
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[編集] ストーリー
地球への衝突コースをたどる小惑星が発見され、フローラと名づけられた。フローラを爆破するために宇宙ステーション・ガンマー第3号から爆破隊が発進した。
フローラの爆破には成功したものの、基地に戻る宇宙船には謎の宇宙生命体が侵入していた。電気エネルギーを吸収して成長し、緑色の体液から増殖する怪物の群れに、密室と化したガンマー第3号の乗組員たちはパニックに陥る。そんな中、フローラ爆破任務の指揮を執ったランキン中佐は、ガンマー第3号指揮官・エリオット少佐と共に、怪物の増殖を抑えるため決死の作戦を遂行する。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- ジャッキ・ランキン中佐(声:納谷悟朗):ロバート・ホートン (Robert Horton)
- ヴィンス・エリオット少佐:リチャード・ジェッケル (Richard Jaeckel)
- ルイズ・ベンスン女医:ルチアナ・パルツィ (Luciana Paluzzi)
吹き替え協力:テアトル・エコー
[編集] 関連項目
- 「東映ちびっ子まつり」として公開された。同時上映は『ピノキオの宇宙大冒険』、『河童の三平 妖怪大作戦』、『人のくらしの百万年 マニ・マニ・マーチ』
- ヒロインを演じたルチアナ・パルツィは『007 サンダーボール作戦』にも出演している。
- 映画監督クエンティン・タランティーノが深作欣二監督と対面した折、サインをもらうために用意していたのが本作のレーザーディスクであった。