キプロスの国旗
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キプロスの国旗(キプロスのこっき)は1960年8月16日に採用された。
国土のキプロス島の形が黄色でデザインされている。この黄色は、キプロス特産の銅(主に黄銅)を表し、下の葉は、ギリシャとトルコを表す二本のオリーブの枝であり、民族の平和を表す。
キプロスは常に、ギリシャ系とトルコ系の紛争が絶えないこともあり、ギリシャ国旗の青とトルコ国旗の赤は意図的に避けられた。現在1974年よりキプロスはヨーロッパ連合にも加盟しているキプロス共和国と、世界で唯一トルコのみが承認している北キプロス・トルコ共和国に分断されているが、この国旗はギリシャ系住民の多いキプロス共和国のものである。