キム・ジェイフン
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キム・ジェイフン プロフィール
キム・ジェイフン(Kim Jaehoon、金在勲)はテレビゲーム「餓狼 MARK OF THE WOLVES」などに登場するキャラクター(声:浅川博貴)。
[編集] 概要
キム・カッファンの次男であり、父に似て悪を許さない正義感のある青年。稽古をサボってナンパに行ったりする兄のドンファンには手を焼いている。好きな動物はウサギやハムスター、テンなどの小動物という、かわいい面を持つ。
餓狼伝説2からすでにその存在の設定はあり、RBなどではキムが負けた際に兄共々登場する。「キム・ジェイフン」とは、実在する人物の名前であり、父カッファンの名前の由来となった金甲煥の子息の名前から来ている。ザ・キング・オブ・ファイターズ'98のEDでランダムに表示されるイラストの中には、チャン・コーハンとチョイ・ボンゲの二人を描いた彼の絵がある。
技の発動時に、父から教わったわけでもないのに何故か炎が出る(そのような設定が明言されていないため、単なる演出の可能性も考えられる)。
[編集] 必殺技
- 飛燕斬
- サマーソルトキック。父カッファンのものとほぼ同様だが、脚に炎が発生している。ブレーキング可能。
- 強のみ追加入力で空中で踵落としを繰り出す。
- 飛翔脚
- これもカッファンとほぼ同様だが追加入力技が二種類あり、一方はカッファンの戒脚と同じスライディングで、もう一方は踏み蹴るのを途中で止めて炎の急降下蹴りを繰り出す。後者の追加入力技以外は炎は発生しない。
- 半月斬
- これもカッファンと動作は同様で、炎が発生している点は飛燕斬と同じ。
- 流星落
- カッファンと違い、足払い蹴りから炎の飛び踵落としに繋ぐ。
- なお、カッファンは餓狼シリーズでは使用していない技である。
- 灼火襲
- 片脚立ちの構えから、前進して蹴りを連打する。名前とは裏腹に炎は発生しない。ボタン押しっぱなしで片脚立ちの構えを維持し、相手の攻撃を受け止められる。
- T.O.P.アタック
- ハイアングルネリチャギ
- 振り向きながら片脚を上げての踵落とし。これも炎は発生しない。
[編集] 超必殺技(潜在能力)
- 鳳翼天翔脚
- 軽く飛んでの浴びせ踵落としから飛燕斬に繋ぐ技。いずれも炎が発生する。
- 潜在能力版はボタンを押しっぱなしにする事でヒット時に片脚に炎を纏わせての待機動作に入り、ボタンを離すことで炎の横飛び蹴りを追加できる。
- 鳳凰脚
- 父譲りの乱舞技。ただし突進時の動作は異なり、肘を突き出して走る。
- フィニッシュは超必殺技版が飛燕斬、潜在能力版が斜め上に昇りながらの炎の飛翔脚から踵落としとなる。
- ストーリーでは鳳凰脚を会得したとあるが、父のように地面を滑走したり、飛んだりは出来ない(MOWでのオープニングデモでは、兄弟共々空中で膝を上げたポーズになっているカットがあるにはあるが)。