ザ・キング・オブ・ファイターズ
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『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(THE KING OF FIGHTERS)は、1994年にSNKがゲーム機「ネオジオ」で発売した対戦型格闘ゲームのシリーズ名、またその劇中で開催されている世界規模の格闘大会の名称(なお、そもそもは同社の作品『餓狼伝説』の舞台である格闘大会の名称として使われていた言葉でもある)。略称は、頭を取って「KOF」が文字媒体、それを読み下した「ケーオーエフ」が口頭での主流となっている。熱烈なファンの間や、本作品の話題が会話の中心であることが明らかな状況では、末尾の年号やそのタイトル名だけでもコミュニケーションが成立する場合がある。
[編集] 概要
このシリーズ作品は、従来の対戦型格闘ゲームと異なりプレイヤーは3人一組(作品によっては4人一組)のチームを選択し、他のチームと勝抜き戦を行うというシステム。
『餓狼伝説』や『龍虎の拳』など同社の看板ゲームのキャラクターが出場するドリームマッチという設定と、「ドット絵ではSNKはカプコンに劣る」というそれまでのイメージを完全に払拭する画面が注目を浴び大ヒットした。
ちなみに、『龍虎の拳』と『餓狼伝説』とでは設定された年代に開きがあるため、本来ならばそれぞれのゲーム中の姿のままでの競演は不可能であるが(例えば餓狼シリーズにおいては中年男性であるギース・ハワードだが、“正式”に『龍虎の拳2』に登場した際はリョウやロバートと同年代の青年であった)、このゲームの世界ではお祭りということで無視されている。1996年以降各キャラクターの年齢進行が止まったのも同様である。最近の作品では“現代”の餓狼、“過去”の龍虎に加え、“未来”の『餓狼MOW』や風雲シリーズ(『風雲黙示録』及び『風雲スーパータッグバトル』)、そして『武力 ~BURIKI ONE~』のキャラクターまでもが出場した。その為テリー・ボガードは2003から餓狼MOWでの服装に変わっている。同社はこのゲームを「対戦格闘キャラクターゲーム」と位置付けている。
ゲーム中のキャラクターの技やセリフなどで、漫画や特撮などのパロディが顕著に見られるのも特徴(時にキャラクター丸ごとなどと言うケースもあり、やりすぎだと指摘する声も)。また、ストーリーに関しては、オロチ編のクリスやネスツ編のクーラなどの子供キャラが重要な位置につけられている場合もある。
今の略称では「KOF」、もしくは「キンファイ」が定着したが、初期に存在した略称の「キンターズ」で呼ぶ人も少なくはない。また、関西などの一部では「ザッキン」と呼ばれる事もあるようだ
1994年から毎年新作がリリースされているが、2001年はSNKの倒産にともないサン・アミューズメント(後にSNKネオジオと社名変更後、SNKプレイモアに吸収合併された)が、2002年以降はプレイモア(現SNKプレイモア)が販売している。
[編集] 作品シリーズ
(始作機種別)
[編集] NEOGEO
[編集] THE KING OF FIGHTERS '94
- 国ごとの代表8チーム。チームメンバーは固定でエディットは無し(2004年12月28日にKOF10周年記念作品としてリメイクして発売されたプレイステーション2版『~ RE-BOUT』ではエディット可能になった)。基本は3対3でKOかタイムアップで交代、仕切りなおし。
- 操作系はすでに実績のある餓狼伝説スペシャルをベースに、龍虎シリーズなどの要素を取り入れた最大公約数的な手堅いものにまとめられ、他作品から参戦しているキャラクターについても、技の性質に若干変更が見られるものの、コマンドは元作品と共通である。コマンドの種類にある程度統一感の持たされた後期と違い、複雑で汎用性のない超必殺技コマンドはヘビーユーザーには喜ばれた。また、シリーズで本作のみ、超必殺技がインストカードに書かれておらず、餓狼伝説2や龍虎の拳同様隠し要素とされていた。
- 日本チームが主人公だが、1P側の初期カーソルはイタリアチーム(=餓狼伝説チーム)に、2P側の初期カーソルはメキシコチーム(=龍虎の拳チーム)に合わせられている。また基本操作の説明(HOW TO PLAY)もテリーとリョウが務めているが、開発スタッフからは「ぜひ京を出してくれ」と要望されたという。上記の対応はキャラクターの知名度を考慮したものだと考えられるが、'95からは主人公が説明役となった。また、ストーリーが軽視されがちな対戦格闘ゲームにおいて、チームとしての参戦理由をそれぞれ紹介するなど、キャラクターの背景やストーリー進行に対する工夫も見られる。キャラクターイラストはオリジナルの'94では森気楼が、『~ RE-BOUT』ではヒロアキが担当した。
- ちなみに『~ RE-BOUT』では、ネオジオ版もプレイできるが、PS2版に合わせてか、ゲームセレクトの一部変更や基本操作の説明削除などの改訂が加えられている。また、コンティニュー制限が無い。
- 余談だが、主人公チームのコンセプトは『地震(大門)、雷(紅丸)、火事(京)、親父(柴舟)』であった。
- 出場キャラクター
- 日本チーム(主人公チーム):草薙京、二階堂紅丸、大門五郎
- イタリアチーム(餓狼伝説チーム):テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ
- メキシコチーム(龍虎の拳チーム):リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、タクマ・サカザキ
- ブラジルチーム(怒チーム):ハイデルン、ラルフ、クラーク
- 中国チーム(サイコソルジャーチーム):麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎
- イギリスチーム(女性格闘家チーム):不知火舞、ユリ・サカザキ、キング
- 韓国チーム(キムチーム):キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ
- アメリカチーム(アメリカンスポーツチーム):ヘビィ・D!、ラッキー・グローバー、ブライアン・バトラー
- ボスキャラクター:ルガール・バーンシュタイン
- エディット専用(『~ RE-BOUT』のみ):草薙柴舟
[編集] THE KING OF FIGHTERS '95
- オロチ編(~'97)。これよりチームが任意で組み合わせ可能になった(なおこの作品のみキャラクター選択時に「チームエディットしますか?」との問い合わせがある)。各キャラクターが「年を取った」のはこの作品のみで、以後年齢設定が固定された(出場を逃したアメリカンスポーツチームは復活した'98で1歳年を取る)。
- 草薙京のライバル八神庵や、オロチの力などが次第に語られることとなり、ストーリーとキャラクター重視の傾向に拍車がかかる。また、前年の大会結果を下地としてストーリーが進行していく型が作られたのも'95からと言える。'94独自のストイックな操作感覚は本作である意味での完成を見た。継承する作品の出なかった本作のみのゲームバランスを好むファンにより、現在でも大会が開かれる事がある。
- バランス面では、従来のパワーMAX時攻撃力1.5倍というシステムに加え、その際の被ダメージが1.125倍という属性が追加された。これによりほとんどのキャラクターで即死コンボが可能となった。また、パワーMAX時はガードキャンセルを即座に使用できるよう改良されたため、ハイリスクハイリターンのゲーム性となった。
- 余談となるが、アーケード版のKOFシリーズには珍しく、プレイヤーによる最終ボスの使用も可能である。
- 出場キャラクター
[編集] THE KING OF FIGHTERS '96
- 攻撃避けが廃止され新たに緊急回避動作(前転)が導入された。フロントステップがランに、ジャンプも小、中が追加されてスピーディーなゲーム性となる。前作に対して「待ちが圧倒的に有利」との声が多かったためか、飛び道具が大幅に削除・変更され、接近戦での攻めを主体とする戦闘形態を意識させる変更が行われている。また、本作からキャラクターによっては超必殺技が複数完備されるようになった。コマンド受付も非常にシビア(斜め入力に最低2フレーム以上必要)。ストーリーはますます濃厚になり、ゲームの外で語られるチームストーリーのボリュームも増加。オロチ編の鍵を握るゲーニッツや神楽ちづるといったキャラクターが登場し、ゲームコンセプトは「SNKキャラの夢の対戦」からシフト。完全に独自路線へと移行した。
- なお、キング、ユリのサービスカット(脱衣KO)が本作から廃止された。
- ちなみにユリの場合、時間切れ引き分けの時に肩部分を露出させるという演出があった(下着は見えない)。
- 出場キャラクター
*1の三人で組む事で特殊エディットチーム「三種の神器チーム」となる。
[編集] THE KING OF FIGHTERS '97
- オロチ編最終章。人気キャラである草薙京と八神庵との決着など、シリーズ最大の注目作となった。
- パワーゲージを、龍虎の拳や従前の3作のように自力で溜めるエキストラモードと、攻撃することによってチャージし、3本までストックも可能なアドバンストモードの2種類から選べるように。ステージBGMが京、アテナなど特定のキャラクターの登場時しか使用されないのが特徴(それ以外のキャラクターの場合は歓声程度)。
- ちなみに'97スペシャルチームのメンバーはゲーメスト・ネオジオフリーク・ファミ通の3誌での投票で決まったが、出来レースであると言う声が高い。また、省略コマンドにより必殺技、超必殺技が簡易にでるようになっていた(この作品は暴発するほど出やすかった。続編では多少シビアに調整される)。
- 余談だが前年のゲーニッツとあわせるとオロチ四天王は『地震(社)、雷(シェルミー)、火事(クリス)、大山嵐(ゲーニッツ)』の4人であった。大山嵐は「おおやまじ」と読み、嵐・台風の事だが、この大山嵐がいつのまにか響きの似た親父にすり変わって広まったことが由来だと言われる。社・シェルミー・クリスの若者3人に対しゲーニッツは十分な高齢であるが、父親ではない。ここで言う『親父』は単なる中年男性の事ではなく父の意であると思われるため、彼がもし神父ならファーザーと呼ばれるが、実際は牧師である。そのためこちらの組み合わせは不成立と考えられる(ちなみに、'95では主人公チームの3人に草薙柴舟を加えると上記が成立する)。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:草薙京*1*2、二階堂紅丸、大門五郎
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎
- 女性格闘家チーム:神楽ちづる*1、不知火舞、キング
- キムチーム:キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ
- '97スペシャルチーム:ブルー・マリー、ビリー・カーン、山崎竜二
- ニューフェイスチーム:七枷社、シェルミー、クリス
- エディット専用:八神庵*1、矢吹真吾*2
- 乱入キャラクター(隠しとして使用可):ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ、ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ
- ボスキャラクター(隠しとして使用可):乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー、炎のさだめのクリス
- ボスキャラクター(一部家庭用でのみ隠しとして使用可):オロチ
開発者によると、ニューフェイスチームのメンバーは主人公チームの三人に対応するよう能力を設定したという。
*1の三人で組む事で、特殊エディットチーム「三種の神器チーム」となる。
*2の二人と任意一人(八神庵とレオナ以外)で組む事で、特殊エディットチーム「京&真吾チーム」となる。
[編集] THE KING OF FIGHTERS '98
- フルタイトルは「THE KING OF FIGHTERS '98 -DREAM MATCH NEVER ENDS-(ドリームキャスト版は『THE KING OF FIGHTERS DREAM MATCH 1999』)」。また、プレイステーション2版もNEOGEO オンラインコレクション「THE KING OF FIGHTERS '98 -ULTIMATE MATCH-(仮)」として発売が予定されている)。基本的にはオロチ編('95~'97)の集大成だが、アメリカンスポーツチームが復活しているため、'94とオロチ編を合わせた集大成と言える。しかし、オロチ編が完結したため特にストーリーは設けられておらず、代わりに各キャラクターへのインタビューが存在する。システムはここまでの集大成であり、対戦バランスは歴代KOF随一と言われている。なお、リメイク版である「ULTIMATE MATCH(仮)」のみボスチーム(ギース・ハワード、ヴォルフガング・クラウザー、Mr.ビッグ)も参戦するという。
- 国内最大規模の対戦格闘ゲーム大会である「闘劇」の2007年度大会「闘劇'07」の競技タイトルの一つに選ばれている。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:草薙京、二階堂紅丸、大門五郎
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎
- 女性格闘家チーム:神楽ちづる、不知火舞、キング
- キムチーム:キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ
- オロチチーム:七枷社、シェルミー、クリス
- '97スペシャルチーム:ブルー・マリー、ビリー・カーン、山崎竜二
- 八神チーム:八神庵、マチュア、バイス
- おやじチーム:ハイデルン、タクマ・サカザキ、草薙柴舟
- アメリカンスポーツチーム:ヘビィ・D!、ラッキー・グローバー、ブライアン・バトラー
- エディット専用:矢吹真吾、ルガール・バーンシュタイン
- 隠しキャラクター:乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー、炎のさだめのクリス
- ボスキャラクター:オメガ・ルガール
[編集] THE KING OF FIGHTERS '99
- ネスツ編(~2001)。ストライカーシステムが導入され、4人チーム制となる。また、この作品のみ緊急回避が途中で攻撃を出せる「かわし移動」に変更されている。ドリームキャスト版『~ EVOLUTION』ではネオジオポケット(カラー専用)ソフト『THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス』との連動によりパワーアップするエキストラストライカーが追加された。ストーリーも、新たな主人公K'を主軸としたネスツ編へ移行。グラフィック技術の向上により、雰囲気は'97までとは一線を画すものとなった。
- かつてKOFに関わっていたスタッフが参加した格闘ゲーム『堕落天使』が発売された後であったためか、その影響かと思われるものがところどころに散見される。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:K'、マキシマ、二階堂紅丸、矢吹真吾
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、不知火舞
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ、タクマ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク、ウィップ
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎、包
- 韓国チーム:キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ、ジョン・フーン
- 女性格闘家チーム:キング、ブルー・マリー、藤堂香澄、李香緋
- エディット専用:草薙京-1、草薙京-2
- ボスキャラクター:クリザリッド
- 隠しキャラクター:草薙京、八神庵
- エクストラストライカー(『'99EVOLUTION』のみ):セス、ヴァネッサ、草薙京SP、麻宮アテナSP、大門五郎、神楽ちづる、ビリー・カーン、山崎竜二、アルフレッド、フィオ(声:森角香奈子)、天童凱、霧島翔(声:岩田光央)
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2000
- SNKとして開発された最後の作品(ちなみに、販売元がSNKの最終作は「戦国伝承2001」)。このような経緯から、アナザーストライカーとして登場したキャラクターの多くが過去のSNK作品の出身である。また一部キャラクターのみ、隠しコマンドで出現するマニアックストライカーも存在する。それまでキャラクターデザインを担当していた森気楼が翌年カプコンに移籍したため、彼の構想した面々でプレイできる最終作でもある。
- ネスツ編第2章。デモグラフィックは高評であった。K'と対になる存在のクーラ・ダイアモンドが初登場する。
- 出場キャラクター(/の後ろはアナザーストライカー、続く/の後ろはマニアックストライカー)
- 主人公チーム
- 紅丸チーム
- 餓狼伝説チーム
- 龍虎の拳チーム
- 怒チーム
- サイコソルジャーチーム
- 韓国チーム
- キム・カッファン/キム・スイル(from 風雲スーパータッグバトル、キムの未来の親戚)
- チャン・コーハン/キム・ドンファン/スマートチャン(痩せて男前になったチャン)
- チョイ・ボンゲ/キム・ジェイフン/クールチョイ(背が伸びてお笑いキャラではなくなったチョイ)
- ジョン・フーン/カン・ベダル(声:竹本英史)(オリジナルキャラクター。ジョンのモデルはビッコム社の『ファイトフィーバー』の2Pキャラ、キム・フーンであることから、1Pキャラであるハン・ベーダルをもじったキャラと思われる)
- 女性格闘家チーム
- エディット専用
- 乱入キャラクター(隠しとして使用可)
- クーラ・ダイアモンド(ストライカー時はキャンディー・ダイアモンド)/フォクシー/ルガール・バーンシュタイン
- ボスキャラクター:ゼロ(クローン)
- マニアックストライカー(PS2版のみ):ヘビィ・D!、ラッキー・グローバー、ブライアン・バトラー、ハイデルン、ヴォルフガング・クラウザー、Mr.ビッグ、ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ、ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ、オロチ、クリザリッド
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2001
- システム面では、4人のうち0~3人をストライカーに出来るタクティカルオーダーが導入される(ライフはストライカー以外で分配)。そのため、現段階でROUND7が存在する唯一のKOF作品となる。相手が画面端まで吹き飛んで跳ね返るワイヤーダメージが導入されたのはこの作品からである。スタッフの移籍(2000の項で前述)によりキャラクターデザインの担当がノナとなったが、森気楼とのタッチの差が激しかったため、旧作から親しんでいたファンの間で波紋を呼んだ。
- SNKの倒産に伴い、開発はイオリス(韓国のゲームメーカー)とブレッツァソフト(後にサン・アミューズメントに吸収合併、その際にSNKネオジオと改名)が、販売はサン・アミューズメントがそれぞれ担当した。オープニングにはSNKのロゴが表示されるが、韓国資本の流入により、出場キャラクターなどにその影響が濃く見られる。開発スポンサーのイオリスが海外の企業であるためか、全体的に日本語の表現の未熟さが目立つ(SNKプレイモア関連の書籍などによると、イオリスからも数名の開発スタッフが派遣されていたとのこと)。または急激なストーリー展開やネスツ編で山積していた伏線、謎がゲーム本編で完結しないなどの問題が発生。語られなかった裏設定が嬉野秋彦の小説版で明かされるという事態となった。
- 『AKIRA』の島鉄雄そのままのK9999の存在が物議を醸した等、これらの様々な変化に対してはかなり酷評が多く、「韓国に乗っ取られたKOF」などの意見が聞かれる。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:K'、マキシマ、ウィップ、麟
- 日本チーム:草薙京、二階堂紅丸、大門五郎、矢吹真吾
- 庵チーム:八神庵、セス、ヴァネッサ、ラモン
- ネスツチーム:クーラ・ダイアモンド、フォクシー、K9999、アンヘル
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、ブルー・マリー
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ、タクマ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク、ハイデルン
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎、包
- 女性格闘家チーム:不知火舞、キング、李香緋、四条雛子
- 韓国チーム:キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ、メイ・リー
- ボスキャラクター:ゼロ(オリジナル)(専属ストライカーとしてグルガン、龍、クリザリッド)、イグニス
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2002
- フルタイトルは『THE KING OF FIGHTERS 2002 -Challenge to Ultimate Battle-』。ストライカーの廃止により、バトル形式は完全な3x3。ネスツ編が完結したことで、『'98』同様な雰囲気の作品となった。ネスツ編('99~2001)の集大成であるが、本編のキャラクターが数人削除され、オロチ編のキャラクターが復活している。開発は2001同様イオリスとブレッツァソフト、販売はプレイモア(現:SNKプレイモア)がそれぞれ担当した。
- 対戦格闘ゲームとして評価は高く、未だに稼動しているゲームセンターは多い。同じくバランスの評価の高い'94、'98、プレイステーション2版『XI』と合わせて「KOFは4年に1度名作が登場する」との説がファンの間で囁かれている。
- 出場キャラクター
- 日本チーム:草薙京、二階堂紅丸、大門五郎
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、タクマ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎
- 女性格闘家チーム:不知火舞、ユリ・サカザキ、メイ・リー
- 韓国チーム:キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ
- '96チーム:八神庵、マチュア、バイス
- '97チーム:ブルー・マリー、ビリー・カーン、山崎竜二
- '98チーム:七枷社、シェルミー、クリス
- '99チーム:K'、マキシマ、ウィップ
- 2000チーム:セス、ヴァネッサ、ラモン
- 2001チーム:クーラ・ダイアモンド、K9999、アンヘル
- ボスキャラクター:オメガ・ルガール
- 隠しキャラクター:乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー、炎のさだめのクリス、KUSANAGI
- 家庭用追加キャラクター(DC版・PS2版):矢吹真吾、キング
- 家庭用追加キャラクター(PS2版のみ):ギース・ハワード、ゲーニッツ、ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2003
- アッシュ編(現在継続中)第1章。開発が韓国から日本主導に戻る。開発はSNKネオジオ(旧:サン・アミューズメント)が、販売はSNKプレイモア(旧:プレイモア)がそれぞれ担当した。ラウンド制を廃止し、全員KOされるまで試合を続行し、途中交代可能なマルチシフト制に。MAX超必殺技に代わってリーダーのみが出せるリーダー超必殺技導入。旧ゲームシステムを一新したが、操作性・ゲームバランスに難点が多く、その面での低評価は避けられない。キャラクターイラストは新たにFALCOONが担当(後に彼は家庭用KOFのプロデューサーへ)。新章のストーリーでは、オロチ編を伏線に利用しつつ、新たな展開と奇抜な新主人公アッシュの活躍が描かれている。また、PS2版では主人公チーム3人のさらなる設定が収録されていたり、システム面を調整した「アレンジモード」が追加されている。なお、ネオジオでの開発最後のKOFでもある。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:アッシュ・クリムゾン、デュオロン、シェン・ウー
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、ジョー・ヒガシ、グリフォンマスク
- 極限流チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク
- 女子高生チーム:麻宮アテナ、四条雛子、まりん
- 韓国チーム:キム、チャン・コーハン、ジョン・フーン
- 女性格闘家チーム:不知火舞、キング、ブルー・マリー
- アウトローチーム:ビリー・カーン、山崎竜二、牙刀
- K'チーム:K'、マキシマ、ウィップ
- 紅丸チーム:二階堂紅丸、大門五郎、矢吹真吾
- エディット専用:草薙京*1、八神庵*1
- ボスキャラクター(隠しとして使用可):KUSANAGI、神楽ちづる*1
- ボスキャラクター(一部家庭用でのみ使用可):アーデルハイド、神楽マキ、無界
*1の三人で組む事で特殊エディットチーム「三種の神器チーム」となる。
[編集] ATOMISWAVE
[編集] THE KING OF FIGHTERS XI
- 2005年発売。シリーズの最新作で、アッシュ編第2章。SNKネオジオを吸収合併したSNKプレイモア単独による開発・販売となる。前編より一年以上開いたため、タイトルの年号が廃止される。前作『2003』のシステムを正統進化させたものを採用。2003よりもゲームバランスは格段に改善された。イラストはヒロアキが担当。ゲーム中のデモグラフィックなどはノナが担当。エンディングを含む各デモシーンとストーリー展開、チームストーリーなどは、シリーズ最高峰だと言われている。しかしタイムアップ時による判定が「ジャッジメントインジケーター」に変化し、体力に依存するものではなくなった。このシステムについては不満の声が多い。なお、この作品がアトミスウェイブでの開発最後のKOFとなった。
- PS2版の家庭用ではシステム面やキャラクターを調整した「アレンジモード」、ネオジオバトルコロシアムからの家庭用追加キャラクター(後述)、オリジナルアレンジBGMなどが追加されている。
- ちなみに、アトミスウェイブ版はROMカセットを採用しているにもかかわらず、試合開始までの読み込み時間がメディアがDVD-ROMであるPS2版よりも長かったりする。
- 出場キャラクター
- 主人公チーム:アッシュ・クリムゾン、オズワルド、シェン・ウー
- ライバルチーム:エリザベート・ブラントルシュ、デュオロン、二階堂紅丸
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、キム、ダック・キング
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ユリ・サカザキ、キング
- 怒チーム:ラルフ、クラーク、ウィップ
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、桃子
- エージェントチーム:ヴァネッサ、ブルー・マリー、ラモン
- 餓狼MOWチーム:B.ジェニー、牙刀、グリフォンマスク
- アンチ極限流チーム:如月影二、藤堂香澄、まりん
- K'チーム:K'、クーラ・ダイアモンド、マキシマ
- 京&庵チーム:草薙京、八神庵、矢吹真吾
- 乱入キャラクター(タイムリリースで使用可):アーデルハイド・バーンシュタイン、天童凱、ジャズウ、ズィルバー、ショー・疾風
- ボスキャラクター(PS2版でのみ使用可):紫苑、禍忌
- 家庭用追加キャラクター:不知火舞、EX草薙京(性能違い)、ギース・ハワード、ロバート・ガルシア、Mr.ビッグ、藤堂竜白、タン・フー・ルー、双葉ほたる
[編集] Taito Type X2
[編集] THE KING OF FIGHTERS XII
- 稼働日未定。新システム基板での稼動に伴い、グラフィックを全て新規に書き下ろす予定とのこと。アッシュ編の最終章。
[編集] その他
[編集] クイズ キング・オブ・ファイターズ
- 1995年にMVS・ネオジオで発売されたクイズゲーム。草薙京たちお馴染みのKOFキャラクターは登場せず、代わりにサムライスピリッツの面々などが登場。天草四郎時貞が暴走族のリーダーをしていたりと、破綻した設定になっている。発売元はザウルス。
[編集] ザ・キング・オブ・ファイターズ 京
- 1998年にプレイステーションで発売。格闘ゲームではなくアドベンチャーゲームで、対戦はコマンド指示形式で行われる。KOF'97の開催直前が舞台となり、大会に出場するチームメイトを探していく。イベント時にはほとんどのキャラがボイス付きで会話するが登場するKOFキャラの中でクラークのみボイスがない(セリフはある)。ゲーム中でのイラストは全て、同名の漫画を執筆した夏元雅人が担当。開発元は夢工房。
[編集] 熱闘ザ・キング・オブ・ファイターズ
ゲームボーイで発売。スーパーゲームボーイにも対応している。「熱闘」シリーズはタカラが発売。
- 熱闘ザ・キング・オブ・ファイターズ'95
- 1996年に発売。隠しキャラクターとして『サムライスピリッツ』シリーズからナコルルが登場する。
- 本作ではライバルチーム以外決められたチームがなく、原作のチームから数名ずつがバラバラに出場している。欧米版のタイトルは「熱闘」は省かれており、タイトルのデザインもネオジオ版と同じであるが、ゲーム内容には大きな相違点はない。
- 出場キャラクター
- 熱闘ザ・キング・オブ・ファイターズ'96
- 1997年に発売。隠しキャラクターとして『龍虎の拳』からMr.カラテや、『'97』のような暴走庵やレオナ、バージョン違いのKAGURAなどが登場する。
- ボスチームの3人はアーケード版と同じだが、それ以外の出場メンバーは前作同様数名ずつがバラバラに出場している。また、前作とは多少顔ぶれが変更されている。なお、本作では特定の組み合わせでチームを組むと特殊イベントが発生する。
- 出場キャラクター
- 草薙京 / アンディ・ボガード / テリー・ボガード / リョウ・サカザキ / ロバート・ガルシア / 八神庵
- 大門五郎 / 不知火舞 / ギース・ハワード / Mr.ビッグ / ヴォルフガング・クラウザー / マチュア
- 麻宮アテナ / 神楽ちづる(最初から使用可能) / レオナ
- ボスキャラクター(隠しとして使用可):KAGURA(神楽マキ?)、ゲーニッツ
- 乱入キャラクター(隠しとして使用可):IORI'(ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ)、LEONA'(ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ)、Mr.カラテ
[編集] キング・オブ・ファイターズ R-1・R-2
- 出場キャラクター
- キング・オブ・ファイターズ R-2
- 1999年にネオジオポケットで発売。R-1と同じくデフォルメされたキャラが闘う。'98をベースにしているが、'98にはいない藤堂香澄も登場。「テク」を集めてキャラを強化するメイキングモードがある。
- 出場キャラクター
[編集] THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス
- 2000年に発売されたネオジオポケット専用ソフト。双六形式のボードゲームで対戦する。
- プレイヤーの勝利目的は如何にしてスターを集めるかである。途中会話イベント等があり、選択肢次第でストライカーがダークかジャスティスの性能にチェンジでする。また、ゲーム中チャレンジ出来るミニゲームがかなり豊富である。
- このソフトとDC版'99エヴォリューションと連動させることにより様々な恩恵があり、ST霧島翔、天童凱は連動が無ければDC版'99では使用することが出来なかった。またDC版'99での追加のSPストライカー(セス&ヴァネッサ除く)のレベル(最高3)を上げるのにも欠かせないソフト。
- 主人公の一人、ユウGはネオジオバトルコロシアムの背景で復活をはたしている。
[編集] THE KING OF FIGHTERS NEOWAVE
- 2004年発売。シリーズ初のATOMISWAVE作。ほぼ「2002」の作り直し的な作品(マイナーアップバージョンのようなもの)であるため、本シリーズには含まれない。だが、3種類のモードを選択可能。同ハード共通カード使用による特典あり。
- 勝利メッセージやデモ・エンディング映像がカットされているという、KOFというゲームの立ち位置を誤解した仕様には不満の声が高い。アトミスウェイブではXIに、ネオジオでは2002に取って代わられる形となり、現在では稼働している姿を見ることも希である。本作では、かつて'96でボスチームとして登場したギース・ハワードが「龍虎の拳2」に登場した頃の姿でボスを務めており、もともと年代差を無視した作品とは言え一度は中年の姿で登場したキャラが若返って再登場した事は話題を呼んだ。なおその際、姿や動き方がこれまでの他作品からのKOFシリーズ登場キャラの中では群を抜いて原作そのままであったため、ゲーム全体の雰囲気からは若干浮いてしまっていて、キャラのイメージや設定とは無関係に、ユーモラスな印象を受けたユーザーが少なくないようである。
- 出場キャラクター
- 日本チーム:草薙京、二階堂紅丸、大門五郎
- 餓狼伝説チーム:テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ
- 龍虎の拳チーム:リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、タクマ・サカザキ
- 怒チーム:レオナ、ラルフ、クラーク
- サイコソルジャーチーム:麻宮アテナ、椎拳崇、鎮元斎
- 女性格闘家チーム:不知火舞、ユリ・サカザキ、キング
- 韓国チーム:ジョン・フーン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ
- '96チーム:八神庵、マチュア、バイス
- '97チーム:ブルー・マリー、ビリー・カーン、山崎竜二
- '98チーム:七枷社、シェルミー、クリス
- '99チーム:K'、マキシマ、ウィップ
- 混合チーム:草薙柴舟、クーラ・ダイアモンド、矢吹真吾
- ボスキャラクター(隠しとして使用可):ギース・ハワード
- 隠しキャラクター:乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー、炎のさだめのクリス、キム、ヴァネッサ、ラモン
- 隠しキャラクター(家庭用のみ):セス、アンヘル(PS2版限定)、メイ・リー(PS2版限定)、KUSANAGI、オメガ・ルガール
[編集] THE KING OF FIGHTERS EXシリーズ
SNKプレイモアのスタッフによると、「EX」シリーズはマーベラスエンターテイメントの持ち込み企画であるとのこと。
- THE KING OF FIGHTERS EX ~NEO BLOOD~
- サブタイトルの意味はズバリ「新キャラクター」。2002年にゲームボーイアドバンスで発売(ゲームボーイ版としては4年半ぶりの新作)。あまりにもバグが多く、再現度も低い為まともに遊べるゲームではなく、プレイヤーの評価は非常に低い(サポート掲示板がたったの1週間で大炎上するほどだった)。99と2000を合わせたような作品。新キャラの葉花萌の声優に千葉麗子を起用。
- 出場キャラクター
*1はストライカー専用キャラクター。
- THE KING OF FIGHTERS EX2 ~HOWLING BLOOD~
- 2003年にゲームボーイアドバンスで発売。「EX」の続編。2000を基本にしている。前作の問題点を改善した為、プレイヤーの評価は高くなった。
- 出場キャラクター
[編集] KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ
3D格闘ゲームとして製作されたシリーズ。略称は「MI」、もしくは「KOFMI」。
- KOF MAXIMUM IMPACT
- 2004年にプレイステーション2で発売。KOF初のポリゴン作品。SNKプレイモアとしては初めてのテレビCMが放映された。Xboxでは「~ MANIAX」が2005年に発売された(これは後にPS2へ逆移植される)。
- オリジナルキャラクターのデザインはFALCOONが手がける。
- 他シリーズと違いチーム戦ではなく1対1の対戦となる。また通常技を特定のルートで繋げる「スタイリッシュアート」などが用意され、本編よりも連続技志向となった。
- しかし、ストーリーやキャラの設定など随所に破綻が見られ、キャラクターゲームとしては致命的な代物で、ユーザーからは非難の嵐となった。この反響からか、MI2ではシリーズ小説を手がけた嬉野秋彦を招いている。
- 出場キャラクター
- アルバ・メイラ / ソワレ・メイラ / リアン・ネヴィル / ミニョン・ベアール
- 草薙京 / 八神庵 / K' / マキシマ
- テリー・ボガード / ロック・ハワード / 不知火舞
- リョウ・サカザキ / ユリ・サカザキ / チェ・リム / 麻宮アテナ
- ラルフ / クラーク / レオナ / セス
- ボスキャラクター:デューク
- KOF MAXIMUM IMPACT 2
- 2006年4月27日にプレイステーション2で発売。FALCOONがプロデューサーに就任し、さらにストーリー担当で小説版を手がけた嬉野秋彦が参加している。
- 前作の「MAXIMUM IMPACT」同様チーム戦ではない。また相手の攻撃をそらして隙を作る「さばき」が追加された。完成度の高さはTHE KING OF FIGHTERS XIと同レベルといわれている。
- 隠し要素で、本来は脇役であったリリィ・カーンをプレイヤーキャラクターとして操作できる。尚、背景には羅将神ミヅキが居る。
- 出場キャラクター
- アルバ・メイラ / ソワレ・メイラ / リアン・ネヴィル / ミニョン・ベアール
- デューク / ナガセ / ルイーゼ・マイリンク
- 草薙京 / 八神庵 / K' / マキシマ / クーラ・ダイアモンド
- テリー・ボガード / ロック・ハワード / 不知火舞 / ビリー・カーン
- リョウ・サカザキ / ユリ・サカザキ / チェ・リム / 麻宮アテナ
- ラルフ・ジョーンズ / クラーク・スティル / レオナ / セス
- 隠しキャラクター
- B.ジェニー / キム / ニノン・ベアール
- ナイトメア・ギース / リチャード・マイヤ / ハイエナ
- リリィ・カーン / 服部半蔵 / フィオ
- ワイルドウルフ / 二代目Mr.カラテ / 草薙京CLASSIC / アーマーラルフ
- ボスキャラクター:ジヴァートマ
- KOF MAXIMUM IMPACT REGURATION "A"
- アーケード筐体:Taito Type X2向けの作品。2007年稼動予定。「KOF MAXIMUM IMPACT 2」に業務用のアレンジを施したオリジナル作品。対戦形式は3on3のチーム戦となっている。MI2の登場キャラクターは隠しを含めて全員登場するが、ゲームバランスを考慮してか、アーマーラルフだけは削除されている。
- 追加キャラクターとして、アッシュ・クリムゾンとブルー・マリーの参戦が決定している。もう一人追加キャラクターがいるようだが、詳細は不明。
[編集] アニメーション「The King of Fighters:Another Day」
The King of Fighters: Another Dayを参照。
[編集] パチスロ版 ザ・キング・オブ・ファイターズ
2006年7月稼動開始。2004年春より稼動したプロスロット版をベースにしている。
[編集] キャラクター
[編集] システム・主な用語
- パワーMAX
- 専用行動でパワーゲージを溜めて満タンにする事で、一定時間キャラクターが光って攻撃力がアップし、超必殺技を出せる(ただし出すとパワーMAXは終了する)ようになる。龍虎の拳の気合溜めが元となっている。'95のみ防御力が下がるといったデメリットもあった。
- '97・'98のADVANCEDモードでは、攻撃することでゲージが上昇、一定まで溜まるとゲージがストックされ、ストックしたゲージを消費してボタン入力で発動させる方式になっており、'99ではこれが超必殺技が無制限に使用できる上にスーパーキャンセルが可能なカウンターモード、スーパーアーマー状態になれるアーマーモードに変更された。これらはゲージを最大の3本までストックする必要がある。(また、'99以降'94からあった専用行動によるゲージ溜めは削除された)
- 2002では逆に攻撃力が下がるが、普段キャンセルをかけられない技を強制的にキャンセルして必殺技を出すこと(どこでもキャンセル)が可能になっており、これにより(キャラにもよるが)強力な連続技を構築できる。
- 緊急回避
- 無敵状態になりながら一定距離を移動し、攻撃中の相手の隙をさらけ出す行動。AB同時押しで使用できる。
- '94~'95では性能が大きく異なり、その場で回避行動を取るものとなっている。これは餓狼伝説のライン移動がモデル。'95、'98のEXTRAモードでは避け動作中にボタンを押すと専用の攻撃ができる。'96では大門とクラークのみ使用可能。
- '99では'95以前と'96以降のシステムを融合した「かわし移動」となっており、また後ろへの緊急回避はバックステップを出した後に前進するというものになった。非常にわかりにくかったためこの作品限りとなった。
- 2002、XIでは通常技をキャンセルして緊急回避をすることができる。
- ふっとばし攻撃
- その場で相手をふっ飛ばす攻撃を出す。ジャンプ中にも出すことができる、ガードは普通に可能である等、第5の通常技と呼べるものであるが、名前の通り全てのキャラクターのこの攻撃に「当たるとダウンする」特性が付加されている(それ以外ではしゃがみ強キックなどのいわゆる「足払い」のみ)。餓狼伝説スペシャルでのライン飛ばし攻撃が元になっている。
- XIでは専用のボタンを使用するが、それ以前の作品では強パンチと強キックのボタンを同時押しして出す。
- ジャンプ
- KOFの特徴の一つに「ジャンプにバリエーションがある」という点がある。'95までは通常より高く飛ぶ大ジャンプのみ('94もバグの副産物)だったが、'96では高度も低く距離が短い「小ジャンプ」と、高度は低いが長い距離を移動できる「中ジャンプ」が追加された。通常のジャンプもあるため、4種類のジャンプを使い分けることができる。
- 援護攻撃
- '98まで存在したシステム。つかみ技を受けているか気絶中に、背景の控え中のキャラが飛び込んできて相手の攻撃を阻止する。背景に控え中のキャラがいない'94RE-BOUTでは、ストライカー同様に画面外から飛び込んでくる。
- 超必殺技
- 必殺技を越える必殺技。使用条件は餓狼伝説と龍虎の拳での条件を共存させたもので、'94~'96・'97、'98のEXTRAモードではパワーMAX状態か体力が一定量まで減ったときに使用可能。'97、'98のADVANCEDモードおよび99以降では、ゲージのストックがあればそれを1つ消費しつつ直接出せる。ゲージストックが無くても、パワーMAX状態であればパワーMAX状態を解除と引き換えにしつつ出せる。
- MAX超必殺技
- '96から。体力ゲージが一定量まで減り、超必殺技が無制限に使える状態でパワーMAXにすることで使える超必殺技の強化版。'97・'98のADVANCEDモードや2002ではパワーMAX状態で、尚且つゲージのストックを1つ消費する事で使用可能。(パワーMAXでゲージのストックがある状態だと必ずMAX超必殺技が出てしまう)
- '99では体力ゲージが一定量まで減った状態で超必殺技を出せばこちらに変わる。2000以降ではゲージストックが複数本(2000では3本全部、2001以降は2本)あれば、専用のコマンドを入力する事でいつでも任意に発動できるようになった。このため、MAX版でのみ存在する超必殺技も見られるようになった。2003以降はリーダーシステムの採用に合わせ、リーダー超必殺技と名称を変更されている。
- ガードキャンセル
- '94~'95ではガード中に必殺技を出して反撃するというもの。'94では連続ガードしなければ使えなかったため使用機会はほぼ皆無だったが、'95ではパワーMAXになればガードさえすればいつでも何回でも出せたため、その攻撃力と相まってガード待ちが非常に強力な戦法となった。
- '96からは前後への緊急回避かふっとばし攻撃でキャンセルできる。
- 打撃防御(ガードポイント)
- '96から以降、キャラの一部の技に備わっている。技動作の途中に相手の攻撃をガードできる部分が発生し、相手の攻撃を受け止めながら攻撃を行うことが出来る。無敵技に近いが、あくまでもガードなので削りダメージは受ける。ガード不能の打撃技も受け止められるが、ガードクラッシュはしてしまう可能性がある。また、ガードであるが故に、投げには無力。
- 打撃投げ
- これも'96で初登場したもの。他の格闘ゲームでは「打撃投げ」といえばヒットすると投げ技に移行する打撃技のことであるが、KOFでは投げ技と同様の条件で出すことができる、初段がガード不能な(もしくはガードクラッシュを誘発する)コンビネーションの打撃技の事を挿す。必殺投げとは異なり緊急回避で避けることができる。
- '98以降はコマンド投げには投げ失敗時のポーズが出るようになったものの、こちらはXIまではそれが出ないためリスクは少なかった。
- また、このゲームのコマンド投げ(必殺投げ)は通常技をキャンセルして連続技に組み込むことができる。
- 操作モード
- KOF'97、'98ではプレイ開始時に操作システムを「ADVANCED」と「EXTRA」から選択できる。ADVANCEDはKOF'96ベースの攻撃的なプレイができるモードで、EXTRAはKOF'94ベースのシンプルなモード。'99以降はシステムはADVANCEDのもののみとなった。
- NEOWAVEでは必殺技を必殺技でキャンセルできる「スーパーキャンセル」、専用攻撃で相手のガードを崩す「ガードブレイク」、MAX2が使用できる「MAX2」から選択できる。一部のモードではガードキャンセルふっとばしが使えないなどの変化はあるが、基本的なシステムは変わらない。
- ストライカー
- '99から採用されたシステムで、援護攻撃を発展させたもの。あらかじめ指定したキャラが画面外から登場し攻撃などを行う(キャラにより体力回復などの効果をもたらす場合もある)。ストライカーにしたキャラは対戦で戦わせることができなくなるので、キャラ性能とストライカーとしての性能とを天秤にかけることになる。(ただ、4人選んだうちの3人をプレイヤーキャラとして使い、余った1人がストライカーなので、最初からストライカーとして使いたいキャラをストライカー専用キャラとしてチームに置くのが普通ではあるが)
- 無条件追撃判定(特殊空中ヒット判定)
- 99から存在する、キャラの一部の技が持つ特性。この特性があると、通常追い打ちの出来ない吹っ飛び・ダウン状態にヒットさせる事が出来る。99や2000ではほぼストライカー攻撃にのみ存在する特性であったが、中でもジョー東のストライカー攻撃が非常に使いやすく、尚且つダウン中に当てると強制的に立ち状態になっていたので、大半のプレイヤーがジョー東をストライカーにしていた。2001以降はプレイヤーキャラクターの技にも多く見られ始めた。「なんでも判定」と呼ばれることが多い。
- MAX2
- 2002で隠し要素として用意された超必殺技。通常のMAX超必殺技の条件に加え、体力ゲージが一定量まで減ると使用できる。この点は龍虎シリーズの隠し必殺技や餓狼シリーズの潜在能力に類似している。
- また、この名称が判明するまでは「ファイナルベント」の俗称があった。
- マルチシフト
- 2003からのシステム。VS.シリーズのように対戦中に随時キャラクターを交代することができる。これに伴いラウンド制が廃止された。待機中でも体力は全く回復しない。
- リーダー
- 2003からのシステム。3人のうちから一人を選ぶ(2003では選択画面で最初に選んだキャラに固定)。リーダーにしたキャラはリーダー超必殺技を使用可能なほか、XIでは攻撃によるインジケーターの傾きがより大きくなる。
- スタイリッシュアート
- MAXIMUM IMPACTでのシステム。レバーとボタンを決められた順番で押していくことで連続攻撃を出すことが出来る。キャンセルが利くため連続技に使えるものから、中段・下段の二択を迫れるものなどバリエーションは多数。
[編集] 家庭用ゲーム機向け移植作品
ここでは、アーケード版から家庭用ゲーム機向けに移植された作品を説明する。(価格は全て税込。)
家庭用ネオジオROMカセット版はネオジオのゲームタイトル一覧を、ネオジオオンラインコレクション版はNEOGEO オンラインコレクションを参照のこと。
なお、ここではWindow版などのパソコン向け移植作品についても説明する。
また、家庭用ゲーム機専用タイトルについては、こちらを参照されたし。
- ネオジオCD版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'94 (1994年11月2日発売)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 (1995年9月29日発売)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 (1996年10月25日発売)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 (1997年10月30日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 通常版 (1998年12月23日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 初回限定版 (1998年12月23日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 (1999年12月2日発売、7140円)
- セガサターン版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 (1996年3月28日発売、8190円、専用ROMカセット同梱)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 (1996年12月31日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 拡張RAMカセット同梱版(1996年12月31日発売、8190円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 (1998年3月26日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 拡張RAMカセット同梱版(1996年12月31日発売、8190円)
- KOFパック ('95と'96のセット)
- KOFベストコレクション (1998年10月1日)
- プレイステーション版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 (1996年6月28日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 ベスト版 (1997年3月28日発売、2940円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 (1997年7月4日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 (1998年5月28日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 ベスト版 (1998年7月23日発売、2940円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 (1999年3月25日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 (2000年3月23日発売、6090円)
- PS one Books SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 (2001年3月27日発売、6090円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 (2001年3月29日発売、2940円)
- PS one Books SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 (2003年3月27日発売、2079円)
- プレイステーション2版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 (2002年11月28日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 (2003年10月23日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 (2004年3月25日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2003 (2004年10月28日発売、7140円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 (2004年11月18日発売、2940円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'94 RE-BOUT 通常版 (2004年12月28日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'94 RE-BOUT スペシャル限定版 (2004年12月28日発売、8190円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 (2005年2月17日発売、7140円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ NEOWAVE (2005年7月21日発売、7140円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 (2005年11月23日発売、2940円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ2003 (2006年3月9日発売、2940円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズXI (2006年6月22日発売、7140円)
- SNK BEST COLLECTION ザ・キング・オブ・ファイターズ NEOWAVE (2006年11月22日発売、2940円)
- ドリームキャスト版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ DREAM MATCH 1999 (1999年6月24日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUTION (2000年3月30日発売、6090円)
- ドリコレ ザ・キング・オブ・ファイターズ DREAM MATCH 1999 (2000年12月21日発売、6090円)
- ドリコレ SNK BEST BUY ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUTION (2001年10月25日発売、2940円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 (2002年8月8日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 (2002年12月26日発売、6090円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 (2003年6月19日発売、7140円)
- ドリコレ ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 (2003年9月11日発売、6090円)
- ドリコレ ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 (2004年1月22日発売、2940円)
- ドリコレ ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 (2004年11月11日発売、2940円)
- Xbox版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 通常版 (2005年3月24日発売、5040円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 初回版 (2005年3月24日発売、5040円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2003 (2005年8月25日発売、5040円)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ NEOWAVE (2006年3月30日発売、5040円)
- Windows版
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUTION (Windows'98、サイバーフロント、2000年12月22日、)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUTION (サイバーフロント、2002年11月7日、)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUTION スリムパッケージ版 (ソースネクスト/サイバーフロント、2005年9月22日、1980円)
[編集] 関連書籍
- THE KING OF FIGHTERS FIGHTING EVOLUTION 10th (編集:不知火プロ)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ完全読本(編集:日経キャラクターズ!)
- 付録のCDにはボイスドラマ「KOF:Mid Summer Struggle」(脚本:嬉野秋彦)と、個人サイト「墓標」の人気コンテンツ「美形会議」の出張版「美形会議 -DOKUHON-」が収録。
[編集] 小説
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 (著者:いさき玲衣)
- ゲームの前日談。作者の趣味で庵の設定がかなり変更されている(ベーシストだったのが、ボーカルになっている)。ユキは高校を卒業してモデルをやっている。また、草薙柴舟の名前を「紫舟」と間違っていたりする。あまりに無茶苦茶な内容だったせいか、次回の'96からは著者が代わっている。挿絵は土屋杏子が担当。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 ~Rumbling on the City~ (著者:嬉野秋彦)
- ゲームの前日談。庵とレオナの対決が見られるが、'97よりも先駆けて覚醒レオナが登場している(庵も暴走した状態で覚醒レオナと交戦する)。ちなみにサブタイトルは怒チームBGMの曲名よりとられている。挿絵は伊ノ上ゆかが担当。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 上巻 ~終わりなき夏の最期に~ (著者:嬉野秋彦)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 下巻 ~660年目のふたり~ (著者:嬉野秋彦)
- 前後編合わせて京と庵の因縁の対決と、オロチとの決着を主眼に置いた作品。ゲームとはエピローグが多少異なる(京と庵がオロチを封印した後、そのまま対決に移る)。挿絵は柴崎泪が担当。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 ~遺された者たち~ (著者:嬉野秋彦)
- 前作「660年目のふたり」の直系の続編。前作のラストで京と庵が行方不明になったため2人は登場しない(京は回想場面で出てくるが)。真吾と紅丸を主役とした作品で、真吾・紅丸・ちづるの、"草薙京に置いて行かれた者たち"のそれぞれが秘める京に対する思いに決着を付ける物語(チームを組むのもこの3人)。ちなみに、この時点では'99で紅丸と真吾が同じチームを組むとは思っていなかった事を著者は次々作「BEYOND THE "K"」の後書きで語っている(当然ではあるが)。挿絵は戸橋ことみが担当(以後、2000まで)。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'98 ~最大多数の最大幸福~ (著者:嬉野秋彦)
- コメディ編。「遺された者たち」(ちなみに話は全く繋がっていない)とは逆に京と庵も登場、京の(ご都合主義による)1年ぶりの帰還から始まる。登場キャラクター全員を(多少強引にだが)出している。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 ~BEYOND THE "K"~ (著者:嬉野秋彦)
- 主人公チームをメインに置いた作品。明言されてはいないが「遺された者たち」の続編と思しき描写がある(紅丸がチームを組む際にちづるを挙げている)。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 ICICLE DOLL (著者:嬉野秋彦)
- 主人公チームをメインに置いた作品。クーラが主人公チームの敵として登場する。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2000 STRIKERS STRIKE BACK (著者:嬉野秋彦)
- 5つの短編で構成されたコメディ編。「最大多数の最大幸福」同様、今回もストライカーを含めた全キャラクター登場に挑戦しているが、設定の接合を付けるために幼い姿で登場したキャラ(MOWのキム兄弟)や、中には名前が挙げられただけのキャラがいる(名前すら挙げられず「モヒカン野郎」とだけ言われたキャラも…)。どうしても作中に登場できなかったキャラは後書きに登場する。「ICICLE DOLL」と「STRIKERS STRIKE BACK」の2冊での全キャラ登場を目標にしていた為、「ICICLE DOLL」に登場した一部のキャラクターは登場しない。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 MORE THAN HUMAN (著者:嬉野秋彦)
- ザ・キング・オブ・ファイターズ2001 THE GODS THEMSELVES (著者:嬉野秋彦)
- 主人公チームをメインに置いた作品。ゲーム中明かされなかった設定の数々が明かされているため、事実上の正史認定を受けている。前後編とも、挿絵はゲームのイラストを描いたハシモトヒロアキ(ヒロアキ)が担当している。
[編集] 漫画
[編集] コミカライズ
- ザ・キング・オブ・ファイターズ '94 (著者:真行寺たつや)
- ほとんどのチームに見せ場があるが、基本的にはイタリアチーム(餓狼伝説チーム)と日本チームが中心となっている。ルガールの秘書としてマチュアも登場する(ゲームでも名前が公表されてないので名前は出てこない)が、オロチ関連の設定がこの時点では存在していないため、ルガールの愛人であるような描写になっている。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ '94 外伝 (著者:鷹岬諒)
- イギリスチーム(女性格闘家チーム)を主軸としたストーリー展開。龍虎の拳シリーズのミッキー・ロジャースも登場。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ 京 (著者:夏元雅人)
- ゲーム版とは違い、'95から'96の間の話を描いている。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ G(ギガ) (著者:鷹岬諒)
- '96のコミカライズ。麻宮アテナを中心としたエディットチームを主役にしている。
[編集] 四コマ・アンソロジー
判明しているアンソロジー本の出版社一覧。
[編集] 関連CDドラマ
判明しているタイトルを掲げる。
- ザ・キング・オブ・ファイターズ'94電撃CD文庫
- K.O.F.THE BEST~Selected by Characters~
- ラジオ番組風ベストCD。厳密に言うとCDドラマの名場面集+α。
[編集] 関連イベント
- バンド・オブ・ファイターズ
- KOF忘年会
- 2004年から開催される。2005年度ではクイズ企画で「美形会議」が登場。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- SNK PLAYMORE OFFICIAL HOMEPAGE ― それぞれのページから「ザ・キング・オブ・ファイターズ」のシリーズページを選ぶ
- THE KING OF FIGHTERS OFFICIAL WEB SITE
- THE KING OF FIGHTERS -オロチ編-:NEOGEO オンラインコレクション
- THE KING OF FIGHTERS -ネスツ編-:NEOGEO オンラインコレクション
- ザ・キング・オブ・ファイターズ (Planet-SNK)
- ネオジオ -NEOGEO墓標- ― 個人サイト・通称「墓標」
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餓狼伝説 | 餓狼1 - 餓狼2 - 餓狼SP - 餓狼3 - RB餓狼 - 餓狼MOW - 登場人物 |
龍虎の拳 | 龍虎1 - 龍虎2 - 龍虎外伝 |
サムライスピリッツ | 初代 - 真 - 斬紅郎 - 天草 | 零 - 剣客伝 - 登場人物 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ | '94 - '95 - '96 - '97 - '98 - '99 - 2000 | 2001 - 2002 - 2003 - NW - XI - XII - 登場人物 |
風雲黙示録 | 風雲黙示録 - 風雲スーパータッグバトル |
月華の剣士 | 月華の剣士 - 第二幕 |
ハイパーネオジオ64 | 侍魂 - 侍魂2 - 新章 - 餓狼WA - 武力ONE |
ADK | ワールドヒーローズ - 痛快GANGAN行進曲 - ニンジャマスターズ |
ネオジオポケット等、携帯ゲーム機 | KOF R - 餓狼FC - サムスピ! - 月華特別編 - 頂上決戦 SNK VS. CAPCOM - KOF EX |
SNKプレイモア・3Dシリーズ | KOF MAXIMUM IMPACT - サムライスピリッツ閃 |
クロスオーバー | SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS - ネオジオバトルコロシアム |
その他 | NEOGEO オンラインコレクション |
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