グヌン・ムル国立公園
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グヌン・ムル国立公園 |
ムル山(グヌン・ムル) | |
(英名) | Gunung Mulu National Park |
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(仏名) | Parc national du Gunung Mulu |
面積 | 528km² |
登録区分 | 自然遺産 |
登録基準 | 自然遺産(7),(8),(9),(10) |
登録年 | 2000年 |
拡張年 | |
IUCN分類 | 国立公園(II) |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
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グヌン・ムル国立公園(-こくりつこうえん)は、、ボルネオ島のマレーシア領内、北部にあるムル山の山域の保護を目的とした自然公園。2000年に、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。グヌンは、現地語で山の意味。従って、ムル山国立公園という日本語表記も使われることある。
目次 |
[編集] 概要
ムル山は、標高2,377m。山頂を含め、カルスト台地となっている。地下には、総延長が約300kmあるムル洞窟群とよばれる鍾乳洞が広がっている。洞窟群にはコウモリやツバメが生息。ディア・ケイブと呼ばれる洞窟は、世界最大。夕刻になるとこのディア・ケイブから数百万のコウモリが飛び立つ風景を見ることができる。
また地表も、動植物の宝庫である。ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれている。特にヤシの種類が豊富で、100種類以上が確認されている。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ、最高の自然現象、または、地域を含むもの。
- (8)地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
- (9)陸上、淡水、沿岸、および、海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10)生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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