ケルン級フリゲート
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ケルン級フリゲート(Fregatte KÖLN-Klasse)は、ドイツ海軍のフリゲート。120型フリゲートとも。戦後ドイツ海軍が最初に建造したフリゲートであり、世界で初めてCODAG(ガス=ディーゼル複合機関)を搭載した艦でもある。
1961年から1964年にかけて6隻が就役し、ブランデンブルク級フリゲートの就役に伴って1989年までに全艦が退役した。退役後はトルコ海軍に譲り渡されている。対潜作戦を目的として建造された艦で、対地攻撃能力などが乏しい。
[編集] 主要諸元
- 排水量:2,969t
- 全長:109.83m
- 全幅:11.02m
- 喫水:3.54m
- 機関:CODAG方式ガスタービン2基、ディーゼルエンジン4基 23,700馬力 / 11,800馬力
- 航続距離:5,000km (2,700海里) / 22kt
- 速度:34kt
- 兵装:4連装375mm対潜ロケット発射機、533mm魚雷発射管×4、100mm砲×2、連装40mm対空砲×2、40mm対空砲×2
- 乗員:220名前後
[編集] 同型艦
- F207 ケルン
- F208 エムデン
- F209 アウグスブルク
- F210 カールスルーエ
- F211 リューベック
- F212 ブラウンシュヴァイク