ゴホンツノカブト属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?ゴホンツノカブト属 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||||
|
ゴホンツノカブト属は、昆虫綱甲虫目カブトムシ亜科に属する分類群。東南アジアの大陸部に分布する。頭角1本、胸角4本の計5本にもなる角が特徴だが、見かけによらず性格は大人しく、好戦的ではない。
竹林に生息し、その新芽の汁を吸う。そのため、竹の新芽が出る秋頃に活動する。細い竹に適応して、脚は長くなっている。
[編集] 種
- ゴホンツノカブト Eupatorus gracilicornis
- ヒメゴホンツノカブト(ヒマラヤゴホンツノカブト) Eupatorus hardwickei
- タイゴホンツノカブト(シャムゴホンツノカブト) Eupatorus siamensis
- カチンゴホンツノカブト Eupatorus sukkiti
- ミャンマー北部に生息する。前翅全体が褐色で、胸角が平行。