ゴールドX
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ゴールドXは、2003年にミズホが開発・販売したパチスロ機である。
[編集] 歴史
爆裂機騒動時、特に人気の高かった『アラジンA』『サラリーマン金太郎』『ミリオンゴッド』を合法的に排除するべく、代替機としてパワーダウンしたスペックの開発を各社に求めた。そして『ミリオンゴッド』の代替機として登場したのがこのゴールドXである。ちなみに『アラジンA』は『アラジンS』、『サラリーマン金太郎』は『サラリーマン金太郎S』&『スロッター金太郎』と各社代替機が出揃っており、ミリオンゴッドのみが最後の最後まで引っ張った。
[編集] 攻略法発覚
本機の登場で爆裂機騒動が一段落するかに思われたが、液晶バグによるハサミ打ち攻略法が発覚し、導入中止及び既に導入したホールは稼動中止せざる得なくなり、一時期ホール側を混乱させた。
このことが、爆裂機合法撤去を遅らせた原因であると親会社であるアルゼが集中砲火を浴び、ミズホ側も『ゴールドX』の無料引取り・新台半額提供などの案を各ホールに持ちかけるものの、一部のホールは無稼動状態における損失を被ったとして訴訟問題にも発展した。
結局、この合法撤去策が失敗に終わったことで、2003年10月、上記の爆裂機3機の強制撤去騒動が起きたのである。
ちなみにミズホは、瑞穂製作所時代にも『コンチネンタルI』において攻略法発覚により日電協除名という重罰を課せられているが、ゴールドX騒動においては特に重罰は課されなかった(現在日電協非加入メーカーであるため)。
[編集] 後継機
のち、同年にバグ対策版であるゴールドXRが、同じくミズホからリリースされることとなる。