アラジンA
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アラジンA(あらじんえーす)はサミーから発売されたパチスロ機。アラジンシリーズ4代目で初のドット表示が搭載された。また、その爆裂性の激しさから強制撤去となった。
アラジンシリーズに連綿と受け継がれてきた単チェリーを搭載し、AT機として登場。また、ATシステムもこれまでの様な連チャン数が選択されるものではなく、モード移行システムを別の視点で活用させた点が特徴的。
[編集] 概要
- チャンス目は様々だが、主に「単チェリー成立」がモード移行のサインとして分かりやすい。
- アシストタイム(AT)は「アラジンチャンス(AC)」。AC中の10ゲーム間に、高確率で選択されているラクダ(シングルボーナス)と月の押し順を完全ナビ。1ゲーム当たりの期待純増枚数は11.9枚。連チャンテーブルの様なものは無く、当選した場合のATは1セットのみである。
- モードは「通常」「高確率A」「高確率B」の3種類。純ハズレやボーナスを契機に移行する。通常時のAC突入率は激低。高確率A・B時は1/20の超高確率でAC抽選が行われる。Aは短い滞在状態、Bは長い滞在状態となるため、遊技においていかに長く、または多く高確率状態に突入出来るかが出玉のカギとなる。
- ドットや効果音により、様々な演出がされる。前兆演出もあり、プレイヤーの期待を増加させる。
[編集] アラジンチャンス
- 当選時のATは1セットと決まっており連チャンの印象が薄いが、逆を言えば高確率状態にいる限り、突入し続けるということなので、他機種と遜色無い出玉が期待できる。また、滞在ゲーム数により当選回数が左右される不安定なスペックなので、状況次第ではあるものの、一撃数万枚レベルの出玉増加も可能。
- AC中にハズレフラグに当選すると、1/2でAC後に「スーパーアラジンチャンス」へ突入。継続ゲーム数は10~5000。殆どが数10ゲームだが、選択率1%以下の数千ゲームが選択された場合は爆裂必至となる。
その出玉は非常に激しく、4号機の中でもトップクラスの爆裂スペックを誇る。しかしながら、「射幸心をあおる」機種としてミリオンゴッド(ミズホ)、サラリーマン金太郎(ロデオ)などとともに検定取り消し処分となり、強制撤去された。
[編集] 後継機
2003年には後継機としてATによる出玉を抑えた「アラジンS」がリリースされているほか、2005年には「アラジン2エボリューション」がストック機として登場している。
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