サッカー (任天堂)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンル | スポーツゲーム |
対応機種 | ファミリーコンピュータ[FC] アーケード[AC] ディスクシステム[FCD] |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~2人 |
メディア | FC:320Kbitカセット FCD:ディスクカード(片面) |
発売日 | FC:1985年4月9日 AC:1985年 FCD:1986年2月21日 |
価格 | FC:4900円(税抜) |
売上本数 | FC:約153万本 |
『サッカー』は、1985年4月9日に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用スポーツゲームである。
目次 |
[編集] 概要
サイドビュー横スクロール型画面のグラウンドで、単純にサッカーをプレイしていくという内容。ファミコン初のサッカーゲームで、その後の各種サッカーゲームの基本となった。1人用でコンピュータと対戦するほか、2人用でプレイヤー同士の対戦プレイもできる。
[編集] 初期選択画面
ゲームスタート時に出てくる選択画面において、チーム・レベル・ハーフタイムを選択することができる。
- チーム
- 各国の代表チームという設定で、アメリカ・イギリス(「イングランド」でないことに注意)・フランス・ドイツ(当時の西ドイツ)・ブラジル・日本・スペインの7ヶ国から選択できる。国により選手の肌とユニフォームの色が異なるが、どの国も実力は全く同じである。選手の能力もすべて同じで、単にグラフィックのみの違いである。
- レベル
- 1~5までの5段階。このゲームでは下に記すように選手がコンピュータの判断で動くが、その動きはレベルが高いほど巧妙である。
- ハーフタイム
- 15分・30分・45分の中から選択できる。ただし、時間の進み方は現実世界よりずっと速い。
[編集] プレイ内容
選手は1チームにつき5人+ゴールキーパー1人である。プレイヤーがコントロールできるのは選手のうち1人だけ。コントローラーのBボタンを押したときに、その時点で最もボールに近い位置にいる選手をコントロールすることができる。それ以外の選手はコンピュータの判断により自動的に動く。ゴールキーパーは常時コントロールすることができるが、ペナルティーエリアの外に出させることはできない。また、ロスタイム制度がない。
時間内に決着がつかなかった場合、PK戦となる。それでも決着がつかなかった場合は引き分け。