サムエル・ワンジル
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サムエル・ワンジル(Samuel Wanjiru、1986年11月10日-)は、日本国内で活躍しているケニア出身の男子陸上競技選手(長距離種目)である。トヨタ九州所属。
2007年オランダのハーグで行われたハーフマラソンで58分35秒の世界新記録を樹立した。
[編集] 特徴
- 仙台育英のスカウターからケニアでの実績(練習なしで5000mを14分前後で走るなど)を買われて駅伝要員(助っ人)として同校に留学する。
- ハーフマラソンの世界記録を3度にわたって更新する。
- 仙台育英の歴代留学生の中ではもちろんの事、歴代の在日アフリカ人と言う観点でも(スズキのマーティン・マサシや日清食品のガトゥニ・ゲディオンらとともに)トップクラスの実力と実績を有する。
- ハロープロジェクトの松浦亜弥の大ファンである。
[編集] 自己ベスト
- 5000m - 13分12秒40 (2005年)
- 10000m - 26分41秒75 (2005年)
- ハーフマラソン - 58分35秒 (2007年) *世界記録
カテゴリ: ケニアの陸上競技選手 | 1986年生