ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク
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ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(Jigme Khesar Namgyal Wangchuck 1980年2月21日 - )はブータン王国第5代国王。
[編集] 来歴
第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクと第3王妃との間の長男として誕生。実の弟妹がそれぞれひとりずつ、異母弟が3人、異母妹が4人。
2006年にタイのプミポン国王の在位60周年式典に出席するためバンコクを訪問。独身であり、端正な容姿と気さくな振る舞いでタイ女性の間で大人気となりブータン・ブームを巻き起こした。2006年12月、前国王の譲位により、26歳で国王の座に就いた。また、同年11月からチェンマイで行われている国際園芸博訪問のため、再訪タイし内外の観光客を喜ばせた。
本来は2008年に行われるブータン初の総選挙にともなって譲位される予定であったが、前倒しになった理由について前国王は「彼に十分な統治経験を積ませるために早期の譲位を決断した」とのことだと国王の側近がBBCに語った。
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