ジョゼ・ラモス=ホルタ
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ジョゼ・ラモス=ホルタ(José Ramos Horta, 1949年12月26日 – )は、東ティモールの首相 (2006年7月10日 –)、民族抵抗評議会共同代表。東ティモールの独立に尽力し、1996年、カルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教とともにノーベル平和賞を受賞した。
[編集] 来歴
1974年、東ティモール独立革命戦線の設立に参加。1975年独立を宣言した東ティモール民主共和国では外務大臣の役職にあった。インドネシア侵攻以後は、国際社会の支援を得るため、国外で活動を続けた。 1994年に欧州議会人権委員会で、東ティモール人の自決権行使を3段階によって達成しようとする和平案を発表し、注目を浴びた。また、1995年に国連の仲介によって実現した「全東ティモール人包括対話」でも重要な役割を果たしている。1996年、「東ティモールにおける紛争の正当で平和的な解決への尽力」を評価され、カルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教とともにノーベル平和賞受賞。
2002年に独立した東ティモールで外務大臣に就任、2006年より退陣したマリ・アルカティリの後任として首相を務める。
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