スズキ・ツイン
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[編集] 概要
乗車定員は二名で2735mmの短い全長と丸みのある外観が特徴、ショートホイールベースのため、最小回転半径はわずか3.6mとなる。
また、ハイブリッド車で34km/l(10・15モード、ハイブリッドA)、ガソリン車でも26km/l(10・15モード、ガソリンA、5速MT)と低燃費である。
当初ガソリンエンジン車のほか市販の軽自動車で初となるハイブリッド車があったが、高価で売れず後者は2005年2月に廃止され、一般車の方も販売不振で2005年10月で廃止された。
[編集] スタイル・機構
最大出力32kW(44馬力)の3気筒DOHCエンジンのほか、ハイブリッド車はエンジンとトランスミッションの間に最大出力5kWのモーターを搭載してエンジンをアシストする。駆動方式はFFのみで4WDの設定はない。
ボディタイプは2ドアで後部はガラスハッチが開くのみである。スピードメーターはセンターメーターを採用している。
[編集] 歴史
- 2003年1月22日 - 発売。エアコンやパワーステアリングなどを装備しないガソリン車の最廉価モデル「ガソリンA」で税別49万円から、ハイブリッドシステムの搭載モデル「ハイブリッドA」が129万円からという価格設定。
- 2004年1月9日 - 一部改良。内外装などの変更のほか、ガソリン車のモデルを追加、ガソリンAの価格設定が税別55万円に変更される。
- 2005年2月 - 改良の実施とともにハイブリッドモデルが廃止される。
- 2005年10月 - 生産終了。
[編集] 車名の由来
英語の『双子』。二つの動力と二つの座席に由来する。
[編集] 関連項目
- スズキ・チョイノリ - ツインと同時に発売された50ccバイク。