スティーヴン・ボイド
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スティーヴン・ボイド(Stephen Boyd,1931年7月4日 - 1977年6月2日)は北アイルランド出身の俳優。保険会社や旅行会社で働きながら夜や週末に演劇を続け、劇団に入り、3年の間舞台に立つ。その後ロンドンに出て、ウエイターなどで生活費を稼ぎながらチャンスを狙っていたところ、The Arts Council Midland Theatre Companyに参加するチャンスを得る。また、BBCにも出演するようになった。
1956年、20世紀FOXと契約を結び、アイルランド人スパイを演じた"The Man Who Never Was"で映画デビュー。そして3年後、「ベン・ハー」でチャールトン・ヘストンの敵を演じ、強烈な印象を残した。
1960年代後半からはヨーロッパ映画に出演することが多くなっていった。
[編集] 主な出演作品
- 大都会の女たち The Best Of Everything (1959)
- ベン・ハー Ben-Hur (1959)
- 脱走 Lisa (1962)
- ローマ帝国の滅亡 The Fall of the Roman Empire (1964)
- ミクロの決死圏 Fantastic Voyage (1966)
- 天地創造 The Bible...in the Beginning (1966)
- 殺し Kill (1971)
カテゴリ: 北アイルランドの俳優 | 1931年生 | 1977年没