タテヅノカブト属
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タテヅノカブト属は、昆虫綱甲虫目カブトムシ亜科に属する分類群。中南米に多く分布する。胸角が縦に伸びていて特徴的。
竹などの若い茎に付き、茎を頭楯で鉋をかけるように削ってにじみ出る汁を吸う。こうした頭楯の使い方は多くのカブトムシ亜科に共通している。前肢は細い茎の上での活動に適応して長くなる。角は独特の形状をしている。喧嘩の際には角を使うことはなく、長い前脚で振り落とし合う。体色は橙色が多い。
[編集] 種
今のところ20種 - 30種程に分けられてはいるものの、まだ明確な分類は確立されていない。
- ノコギリタテヅノカブト Golofa porteri
- ヒメノコギリタテヅノカブト Golofa eacus
- ピサロタテヅノカブト Golofa pizarro
- 中央アメリカに分布する。ノコギリタテヅノカブトの角がノコギリなのに対し、本種は胸角が箆のようである。
- （ヒシガタ）タテヅノカブト Golofa claviger
- コブナガタテヅノカブト Golofa obliquicornis
- コブタテヅノカブト（ヒシツノアラメタテヅノカブト） Golofa globricornis
- ヒメコブタテヅノカブト（マルヅノヒメタテヅノカブト） Golofa pelagon
- ツヤタテヅノカブト Golofa cochlearis
- ツヤヒシガタタテヅノカブト Golofa xiximeca
- Golofa aegeon
- ミカドヒメタテヅノカブト Golofa imperialis
- コスタリカタテヅノカブト Golofa costaricensis
- ケブカタテヅノカブト Golofa unicolor
- Golofa cacus
- Golofa incas
- Golofa paradoxa
- クロヘリチビタテヅノカブト Golofa pusillus
- アルゼンチンタテヅノカブト Golofa argentinus
- GOlofa gaujoni
- Golofa tepaneneca
- Golofa inermis
- クロスジタテヅノカブト Golofa minuta
- クロ（チビ）タテヅノカブト Golofa tersander
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