ダルド級駆逐艦 (プリマ)
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ダルド級駆逐艦 第一グループ | ||
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概歴 | ||
就役開始 | 1931年(ダルド) | |
退役完了 | 1945年(ダルド) | |
前級 | トゥルビーネ級駆逐艦 | |
次級 | ダルド級駆逐艦 第二グループ | |
要目 | ||
艦種 | 駆逐艦 | |
排水量 | 基準排水量 | 1,205t |
常備排水量 | 1,690t | |
満載排水量 | 1,890t | |
全長 | 96.2m | |
全幅 | 9.7m | |
吃水 | 4.3m | |
機関 | ギアードタービン3缶2基 2軸推進 | 44,000hp |
速力 | 38ノット | |
航続距離 | 4,600海里(12ノット) | |
乗員 | 156人 | |
武装 | 120mm連装砲 | 2基4門 |
40mm連装機関砲 | 2門 | |
13.2mm機銃 | 2基 | |
3連装533mm魚雷発射管 | 2基 | |
爆雷または機雷 | 60発 | |
表記 | ||
日本語 | ダルド級駆逐艦 第一グループ | |
フレッチア級駆逐艦 | ||
イタリア語 | Cacciatorpediniere Classe Dardo Prima Serie | |
Cacciatorpediniere Classe Freccia | ||
英語 | Dardo Class Destroyer First Series | |
Freccia Classe Destroyer |
ダルド級駆逐艦 第一グループ(Cacciatorpediniere Classe Dardo Prima Serie)は、イタリア王立海軍の駆逐艦。4隻が建造された。フレッチア級駆逐艦(Classe Freccia)あるいは、単にダルド級駆逐艦とも呼ばれる。
ダルド級駆逐艦の前期型であり、ギリシャ海軍のイドラ級駆逐艦の原型となった。本級より、第二次世界大戦期のイタリア駆逐艦の顕著な特徴である、大型煙突1本へ集約された煙突が見られる。
高速・軽武装を特徴としていたが、後に防空能力を強化するため、対空火器は20mm機関砲8門に変更され、さらに1940年には37mm機関砲4門が増設されている。この時、爆雷投射機2基も追加された。
第二次世界大戦においては、同型艦4隻で第7駆逐艦戦隊を編成。カラブリア沖海戦には全艦揃って参加し、スパルティヴェント岬沖海戦にもストラーレ以外の各艦が投入された。ストラーレはチュニジアのボン岬沖で座礁し、残る3隻はイギリス軍の輸送阻止作戦に投入されたが、サエッタが触雷で喪失、フレッチアは空襲により沈没し、停戦時に残存していたのはダルドのみであった。ダルドは、1943年9月8日にドイツ海軍に接収され、水雷艇TA31として1945年4月25日に自沈するまで使用された。
[編集] 同型艦
- ダルド(Dardo)
- フレッチア(Freccia)
- サエッタ(Saetta)
- ストラーレ(Strale)