ダヴィド・ハハレイシヴィリ
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男子 柔道 | ||
金 | 1992 | 男子 95kg超級 |
ダヴィド・ハハレイシヴィリ(David Khakhaleishvili、1971年2月28日 - )は、柔道家。グルジア出身。
1992年のバルセロナオリンピックの95kg超級・決勝で小川直也を決勝で破り、金メダルを獲得。このオリンピックはソ連崩壊後初の夏季オリンピックで、グルジアは EUN (旧ソ連統一チーム)として参加したが、表彰式ではグルジアの国旗・国家が使われたこともありグルジア初のオリンピック金メダリストとして扱われている。
当時、横浜フリューゲルスのオーナーとして知られていた佐藤工業へ入社、柔道部入部が内定し、ライバルの小川直也との実業団柔道などでの頻繁な対決が期待されたが、なぜが入社、柔道部入部は実現しなかった。のちに、リングスに参戦するも、ヘルマン・レンティング戦で打撃に全く対応できないことが露呈。このことにより、ギャランティーをめぐるトラブルが発生。金メダリストであることを盾にギャランティーの削減に応じなかった。のちに行われた前田日明戦では寝技のみで完封され、以降リングスマットには登場しなかった。ちなみに彼の出身国グルジアは寝技が不得意な立ち技系柔道家が多い。
1996年11月、国立代々木第二体育館で行われた第20回サンボ世界選手権大会男子100kg級で優勝。 2003年12月31日、『K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!』に参戦。5分3RのK-1 MMAルールで、中尾芳広と対戦し、ギブアップ負けする。
大相撲力士の臥牙丸太郎(ジュゲリ・ティムラズ)は弟子である。
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