チャン・ツィイー
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章 子怡 チャン・ツィイー |
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画像:Zhangziyi.jpg | |
プロフィール | |
出生 | 1979年2月9日 |
出身地 | 中国北京 |
職業 | 女優 |
各種表記 | |
簡体字 | 章子怡 |
繁体字 | 章子怡 |
ピン音 | Zhāng Zǐyí |
発音転記 | チャン・ツーイー |
章 子怡(チャン・ツィイー)は、中国北京出身の女優。中央戯劇学院表演科(大学本科)卒業。164cm。
"ツィイー" のカタカナ表記は、中国語のピンイン "Zhāng Zǐyí" を英語読みした場合の発音(カナで書くなら "ジャン・ツィイー" )が取り入れられているが、実際の中国共通語の発音は、どちらかというと "ツーイー" に近い。
目次 |
[編集] プロフィール
- 父は電信局職員で、母は幼稚園教諭。体が細かったため「丈夫になって欲しい」という母の勧めで8歳から舞踊を始め、11歳のとき北京舞踊大学附属中学に合格し、16歳で全国青年ダンス・コンテストで優勝した。中学校卒業後、北京の名門演劇学校中央戯劇学院に入学。
- 1994年に全国桃李杯舞踏コンクールで演技賞を受賞した。17歳で『星星点灯』(放送時は『蛍火』)で主役を務め、女優としてデビューする。
- 19歳のとき張芸謀(チャン・イーモウ)監督の映画『初恋のきた道』(原題:我的父親母親)で語り手である青年の母(この映画の主人公)を演じ、この映画が第50回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したことから、脚光を浴びるようになる。
[編集] 国際的女優として
- 映画『グリーン・デスティニー』(原題:臥虎蔵龍)、ジャッキー・チェンやクリス・タッカーと共演した映画『ラッシュアワー2』でアジア以外の国々でも広く知られるようになり、国際的な知名度を得るようになった。
- ジャッキー・チェン等に通訳してもらいつつ撮影に臨んだ『ラッシュアワー2』では、英語の必要性を痛感し、後に勉強を始めて習得した。
- その後も張芸謀監督の映画『HERO』(原題:英雄)や『LOVERS』(原題:十面埋伏)に出演して人気を博し、ロブ・マーシャル監督の映画『SAYURI』(原題:Memoirs of a Geisha)主演で2006年ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。
[編集] 日本での活動
- 鈴木清順監督の映画『オペレッタ狸御殿』に出演し、オダギリジョーと共演している。
- 洗髪料花王アジエンスシャンプー・リンス(「アジアン・ビューティー」のキャッチフレーズでおなじみ)のテレビCMにより、日本国内での知名度も高まりつつある。
- 母国中国では、sayuriで日本人を演じ非難を浴びた[要出典]。
[編集] 主な出演作品
- 星に願いを~星星点灯(放送時は『蛍火』)(1996)
- 初恋のきた道 我的父親母親(1999)-ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品
- グリーン・デスティニー 臥虎藏龍(2000)
- ラッシュアワー2 Rush Hour 2(2001)
- 天上の剣 The Legend of ZU 蜀山伝 (2001)
- MUSA -武士- Musa (2001年)
- HERO HERO (2002)
- パープル・バタフライ Purple Butterfly (2003)-日本の俳優仲村トオルも出演
- ザ・ブライド The Bride (2003)
- LOVERS 十面埋伏(2004)
- 2046 2046(2004)
- ジャスミンの花開く 茉莉花開 (2004)
- オペレッタ狸御殿(2005)
- SAYURI Memoirs of a Geisha (2005)
- 夜宴 The Banquet (2006)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 中国の俳優 | 1979年生