テラーン
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テラーン(Тиран) | |
メーカー | ドミトーリ公社(ザーフトラ共和国) |
固定武装 | 腕部内臓MG(なし) |
携帯火器 | なし(MULS-P規格適応品) |
主要搭乗者 |
『テラーン』は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)によって発売された『フロントミッション』(Front Mission)シリーズに登場する架空の兵器ヴァンツァーの一系統。ここでは、テラーンの改良型であるカロークシリーズについても解説する。
目次 |
[編集] 概要
ドミトーリ公社製WAP。
初登場はFRONT MISSION。そのカエルにも似た特異な形状から人気は高い。ドミトーリ公社製の兵器は本来国外輸出が禁じられているため、主に平和調停軍で使用され、その関係から第二次ハフマン紛争時に出回った両機種はOCU・USN両陣営にとって異例の遭遇とも言える。
[編集] バリエーション
[編集] テラーンシリーズ
- テラーン
- 扁平なフォルムを持ち、二つのカメラアイは全損を避けるため離れて配置されている。脚部も高性能で、他者の製品と一線を画す機動力を発揮し、長らく国外に出ることの無かった同社の評価を大いに引き上げることとなる。やはり、愛嬌溢れるその形に魅了された者は多い。
- MULS-P規格に準じた仕様ではあるが、互換は可能である。輸出用に、腕部の速射砲を三本爪のアクチュエーターに入れ替えたものも存在する。
- 『FMO』にて、Ⅱ~Ⅳのバリエーションが登場していたことが判明。また、局地戦用に細かいバリエーションが存在している。
[編集] カロークシリーズ
- カローク
- カロークⅡ
- テラーンの改良型。大きな変化は見受けられないものの、性能は概ね向上している。ただし、エンジンの生産が間に合わなかったため出力は落ちる。