デイヴィッド・アーヴィング
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デイヴィッド・アーヴィング(David Irving, 1938年3月24日 - )は、イギリス出身の独学の歴史作家である。
ロンドン大学インペリアル・カレッジを中退、1963年に『ドレスデンの破壊』を発表し、ヨーロッパでは大ヒットとなった。1977年に『ヒトラーの戦争』を発表、その中でアドルフ・ヒトラーがホロコーストに対して消極的だったと主張、物議を醸した。
2005年11月11日、オーストリアで逮捕され、2006年2月20日に3年間の服役という判決がでた。その理由は、オーストリアではホロコーストを否定する発言が禁止されている為である。
[編集] 邦訳著作
- Hitler's War(1977)(『ヒトラーの戦争(上・下)』, 赤羽龍夫訳, 早川書房, 1983年)
- The Trail of the Fox(1977)(『狐の足跡――ロンメル将軍の実像(上・下)』, 小城正訳, 早川書房, 1984年)
- The war between the generals(1981)(『将軍たちの戦い――連合国首脳の対立』,赤羽龍夫訳, 早川書房, 1986年)
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[編集] 外部リンク
カテゴリ: イギリスの歴史家 | 1938年生 | 歴史関連のスタブ項目