トニー・アルメイダ
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トニー・アルメイダ(Tony Almeida)は、テレビジョンシリーズドラマ『24 -TWENTY FOUR-』上でカルロス・バーナード(Carlos Bernard)によって演じられている架空の人物(Fictional character)である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 略歴
イリノイ州シカゴ出身のアルメイダはサンディエゴ州立大学から情報工学及び工学の学士号並びにスタンフォード大学から情報工学の修士号を獲得した。彼は海兵隊中尉 (1st Lieutenant) の階級まで達する、アメリカ合衆国海兵隊員であり第1海兵師団の攻撃目標監視隊と同じ第3海兵師団(3rd Marine Division)の偵察狙撃兵課程に通った。彼はKrav Maga 格闘技の指導者の資格を所有している。
CTU に合流する前、彼はシステム妥当性検証分析者としてトランスメタ株式会社で働いていた。
シーズン1の劇中においてトニーは、ジャック・バウアー及びニーナ・マイヤーズに続くテロ対策ユニット(CTU)ロサンゼルス支局の第3番目の責任者であった。最初の1日の終わりに、ジャックは自分の妻が死んだ事が自身の責任であると感じてCTUを去り、ニーナは数々の罪状のため服役することとなった。
トニーはジョージ・メイソンに続く2番目の責任者となる。シーズン2の中でメイソンは、致命的な量の放射能にさらされた。住宅地域から原子爆弾を移動させる困難な試みの中で、メイソンが自身の生命を犠牲にすることで、ネバダ州の砂漠へ爆弾を運ぶセスナを墜落させた。この結果CTUロサンゼルス支局支部長の席が空白となり、トニーはリーダーとなり支局の実質上のトップとなる。彼は囚われの身となった妻のミシェル・デスラーの生命を救うため、結果的にテロリストの活動を幇助したため、国家反逆罪に問われ刑務所へと送られた。本来彼の最適な判決は最低20年の監禁または死刑であったが、ジャック・バウアー及び元大統領デイビッド・パーマーらの尽力により刑は軽減され、シーズン4においては刑期を終えて釈放されている。
だが、出所後は定職に就けず、アルコール中毒となったこともあり、ミシェルとは離婚。 同棲するバー勤めの女性のヒモとなる暮らしをしていた。
ジャック・バウアーとはシーズン1におけるニーナとの三角関係や、ジャックの独断専行的な行動への反発でたびたび衝突している。しかしジャックが捜査官として非常に優秀であることは認めており、心中にはわだかまりがあったにもかかわらずジャックを擁護・支持する発言をするなど、公明正大な人物である。シーズン4ではジャックのことを「唯一の友人」と言っている。
[編集] CTUでのミッション
- プロテウス作戦(2000年)
[編集] 個人情報
- 同僚のミッシェル・デスラーと結婚。のちに離婚。その後復縁する。
- 初登場時29歳
- サッカーが好き
- シカゴ・カブスのファン(シカゴ・カブスのマグカップを愛用している。)