トニー・ブザン
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トニー・ブザン(Tony Buzan/ロンドン出身/1942年6月2日 - )は、イギリスの著述家。
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[編集] 人物
- 人間の創造性、記憶力、そして学習をめぐる著述活動を行っている。
- 「マインドマップ」と名づけたブレインストーミングの手法を案出したことで知られ、世界各地でその普及活動を行っている。
[編集] 概要
心理学、アメリカ文学、数学を大学で学んだ後、学術ジャーナリストとして活動し、1960年代には、メンサ・インターナショナルの国際的な機関誌の編集に携わっていた。これはIQが極めて高い人たちを中心とした団体の雑誌で、その仕事が元でBBCの教育番組の企画の相談を受け、その際のアドバイスを元に自分で一冊の本を執筆したのが、彼の本『頭が良くなる本』(Make the Most of Your Mind, 1977年)である。以来、彼はこの方面の番組、セミナーなどに多数出演、著書も多数ある。
[編集] 著書
- 『記憶の法則』東京図書 1991年
- 『頭がよくなる本』東京図書 1997年
- 『自分を天才だと思える本 HEAD FIRST』きこ書房 2002年
- 『ザ・マインドマップ』ダイヤモンド社 2005年
[編集] 関連項目
- バリー・ブザン - トニーの兄。彼の主著である『ザ・マインドマップ (原題:The Mind Map Book)』を共著した国際政治学者。