トランスアメリカ
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『トランスアメリカ』(Transamerica) は、2005年のアメリカ映画である。監督はこれが初監督作となるダンカン・タッカー。
性同一性障害のブリーが、実の息子であるトビーに自分が父親であることを隠したまま、共にアメリカ大陸横断の旅(トランスアメリカ)に出ることになる。
主人公のブリーを演じたフェリシティ・ハフマンは、この映画の演技で高い評価を得て、ゴールデン・グローブ賞(主演女優賞)など数々の賞を受賞した。第78回アカデミー賞では主演女優賞候補にノミネートされた。ドリー・パートンがこの映画のために書き下ろした「Travelin' Thru」も歌曲賞でノミネート。しかし、両方とも受賞は逃し、アカデミー賞では無冠に終わる。
また、インディペンデント・スピリット賞では、フェリシティ・ハフマンとダンカン・タッカーがそれぞれ主演女優賞と新人脚本賞を受賞している。
日本では2006年7月23日よりシネスイッチ銀座公開された。他全国順次公開予定。
目次 |
[編集] ストーリー
[編集] キャスト
- フェリシティ・ハフマン
- ケヴィン・ゼガーズ
- フィオヌラ・フラナガン
- エリザベス・ペーニャ
- キャリー・プレストン
- バート・ヤング
- グラハム・グリーン
[編集] スタッフ
- 監督・脚本:ダンカン・タッカー
- 製作総指揮:ウィリアム・H・メイシー
- 撮影:スティーヴン・カツミアスキー
- 編集:パム・ワイズ
- 美術:マーク・ホワイト
- 衣装デザイン:ダニー・グリッカー
- 作曲:デヴィッド・マンスフィールド
- 主題歌:ドリー・パートン(Travelin' Thru)
[編集] 基本データ
2005年/アメリカ映画/1時間43分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル
[編集] 日本においてのこの映画に関する情報
- 公開日:2006年7月下旬
- 配給・提供:松竹
- 提供:博報堂DYメディアパートナーズ、衛星劇場、スカパー・ウェルシンク
- 宣伝:ザジ・フィルムズ
- サントラCD販売:インペリアルレコード
- 字幕:高内朝子
- 年齢制限:R-15
- キャッチコピー:スカートの下に何があるかより もっとだいじなこと。
[編集] その他・備考
映画のタイトルとなっている「トランスアメリカ」とは、サンフランシスコに本社のある大手保険会社。そのため、この映画の公式ウェブサイトには、[1]は使えず、[2]とせざるを得なかった。
また、アメリカで有名なボードゲーム「TransAmerica」のことでもある。自分が指定されたアメリカ大陸の五都市を線路で繋げることを目指すゲームである。参照
[編集] 外部リンク
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