ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍
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『ぶちやぶれ!!新生6大将軍』は、ドラゴンクエスト・ダイの大冒険の劇場版第3作目となる、アクション巨編アニメ映画である。1992年7月11日、東映アニメフェアで公開。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
フレイザード編直後の設定であり、パプニカ城下町の復興を進めるダイ達の前に謎の軍団が現れ、街を破壊し始める。ダイとポップが応戦するが、彼らの目の前にハドラーの影武者である豪魔軍師ガルヴァスが現われ6大将軍を率いてハドラーの代わりに魔軍司令の地位に就くと告げる。ポップは6大将軍の内4人しかいない事に気づき、これによりダイは残りの2人が城を攻めている事を悟る。そして、妖魔将軍メネロと不死将軍デスカールによりマァムの魂が奪われてしまう。ガルヴァスと6大将軍は一時撤退しダイとポップはマァムの元へ向かうが、マァムは目覚めぬままで24時間以内に抜かれた魂を取り戻さねばマァムは死ぬという。そこへガルヴァスの使者が現れ、マァムの魂を取り戻したくばベルナの森へ来いと告げる。しかし決戦場は瘴気で満たされており、瘴気除けの使い魔が神魔水をダイ達に渡す。その神魔水は1人分の効き目しかなく、最終的にはダイが飲み単身ベルナの森へ向かう。だが、その神魔水は瘴気の効果を倍増させる薬であった。
[編集] 映画オリジナルの登場人物
- 豪魔軍師ガルヴァス(声:柴田秀勝)
- 長年ハドラーの影武者として生きてきた男。ハドラーに取って代わり魔軍指令になろうと画策する。性格は狡猾で卑劣。アバンストラッシュに敗北。
- 超竜将軍ベグロム(声:山口健)
- ガーゴイルのドラゴンライダー。6大将軍の中では1番弱い。ガルヴァスの命令を無視して単独でダイに襲い掛かり怒りを買った。一番最初にダイに襲い掛かったがアバンストラッシュによって敗北。
- 魔影将軍ダブルドーラ(声:江川央生)
- リビングアーマー(動く甲冑)。バラバラになっても復元でき、また二体に分離行動できる。両肩の盾で攻撃する。ダイを倒そうとしたが、空裂斬で返り討ちにされた。
- 百獣将軍ザングレイ(声:郷里大輔)
- ミノタウロスの様な獣人で、槍と手斧に分離する戦斧ザンバーアックスを武器とする怪力将軍。クロコダインと対決し敗れる。
- 氷炎将軍ブレーガン(声:緑川光)
- 炎と氷を操る三節棍を武器とする魔族の武道家。ヒュンケルと戦い敗北する。
- 妖魔将軍メネロ(声:川浪葉子)
- 珍しい女魔将軍でいばらの鞭が武器である。外見は緑の髪をしたレオタード姿の美女であるが、正体は植物モンスター。ダイの炎の魔法剣で破れる。かわいい女の子を見ると傷付けたくなるらしい。
- 不死将軍デスカール(声:田原アルノ)
- 自らアンデッド化した邪教の神官。6大将軍最強の男で旧六軍団長の技の他、暗黒衝撃波等の数々の必殺技を使いこなす。最後はヒュンケルとクロコダインのブラッティースクライドと獣王会心撃に敗れる。