ナイトフライ
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ナイトフライ | ||
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ドナルド・フェイゲン の アルバム | ||
リリース | 1982年10月 | |
録音 | 1982年 | |
ジャンル | ジャズ・ロック | |
時間 | 38分46秒 | |
レーベル | ワーナー・ブラザーズ・レコード | |
プロデュース | ゲイリー・カッツ | |
レビュー | ||
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ドナルド・フェイゲン 年表 | ||
ナイトフライ (1982年) |
カマキリアド (1993年) |
ナイトフライ(The Nightfly)は、スティーリー・ダンのメンバー、ドナルド・フェイゲンが1982年にリリースした初のソロ・アルバム。初めて完全にデジタル録音で収録されたポピュラー音楽作品のひとつである。収録曲のうちいくつかは1950年代以降の出来事や情勢に関する楽曲となっている。「I.G.Y.」は国際地球観測年に対する楽観主義についての歌、「ニュー・フロンティア」は核シェルターの中で行われるパーティーの歌、そして「グッドバイ・ルック」はカリブ海の島(おそらくキューバ)で起きた革命についての歌である。また、「I.G.Y」は、1995年にIBMのThinkpadのCMソングとして再登場した。
『ナイトフライ』は、最も巧みに製作されたアルバムの一つとして広く認識されている。レコーディングエンジニアの中には、再生装置の質を確かめるためにこのアルバムを利用している者もいる。
目次 |
[編集] 収録曲
記載があるものを除いてすべてDonald Fagen作詞・作曲。
- I.G.Y. - I.G.Y. 6:05
- グリーン・フラワー・ストリート- Green Flower Street 3:40
- ルビー・ベイビー - Ruby Baby(Jerry Leiber、Mike Stoller) 5:38
- 愛しのマキシン - Maxine 3:50
- ニュー・フロンティア - New Frontier 6:23
- ナイトフライ - The Nightfly 5:45
- グッドバイ・ルック - The Goodbye Look 4:47
- 雨に歩けば - Walk Between Raindrops 2:38
[編集] 収録メンバー
- ドナルド・フェイゲン - オルガン、シンセサイザー、ハーモニカ、ホーン、キーボード、エレクトリックピアノ、ボーカル、バックグラウンドボーカル、シンセサイザー・ハープ
- デイヴ・バージェロン - トロンボーン、ユーフォニアム、ホーン、バックグラウンドボーカル
- マイケル・ブレッカー - テナーサクソフォーン
- ランディ・ブレッカー - トランペット、フリューゲルホルン
- ラリー・カールトン - ギター
- ロニー・キューバー - ホーン、バリトンサクソフォーン
- リック・デリンジャー - ギター
- フランク・"ハーモニカ・フランク"・フロイド - バックグラウンドボーカル
- ジェイムズ・ガッドソン - ドラムス
- エド・グリーン - ドラムス
- ゴードン・グロディ - ボーカル、バックグラウンドボーカル
- アンソニー・ジャクソン - ベース
- スティーヴ・ジョーダン - ドラムス
- スティーヴ・カーン - アコースティックギター
- エイブラハム・ラボリエル - ベース
- ダニエル・ラザラス - バックグラウンドボーカル
- ウィル・リー - ベース
- ヒュー・マクラッケン - ギター、ハーモニカ
- レスリー・ミラー - ボーカル、バックグラウンドボーカル
- マーカス・ミラー - ベース
- ロブ・マウンジー – シンセサイザー、ホーン、キーボード
- ロジャー・ニコルズ - パーカッション、スペシャルエフェクト
- マイケル・オマーシャン - ピアノ、キーボード、エレクトリックピアノ
- ディーン・パークス - ギター
- グレッグ・フィリンゲインズ - シンセサイザー、ピアノ、キーボード、エレクトリックピアノ、クラヴィネット、シンセサイザー・ベース
- ジェフ・ポーカロ - ドラムス
- チャック・レイニー - ベース
- ザッカリー・サンダース - ボーカル、バックグラウンドボーカル
- ヴァレリー・シンプソン - ボーカル、バックグラウンドボーカル
- デイヴィッド・トファーニ - ホーン、アルトサクソフォーン
- スターツ・ヴァンダーロケット - パーカッション、バックグラウンドボーカル
[編集] 製作
- プロデューサー:ゲイリー・カッツ
- エンジニア:ダニエル・ラザラス、ロジャー・ニコルズ、エリオット・シャイナー