ナターシャ・マケルホーン
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ナターシャ・マケルホーン(Natascha McElhone, 1971年3月23日 - )はイギリス・ロンドン出身の女優。ブライトンで育つ。日本では初紹介時に誤ったが、正しくはマックエルホーンと発音する(本人のインタビュー記事による)。
ロンドンの演劇学校London Academy of Music and Dramatic Artで3年学び、舞台俳優となる。シェイクスピアの「リチャード3世」や「真夏の夜の夢」、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」、チェーホフの「櫻の園」などの舞台に立った。1991年にイギリスのテレビにデビュー。
1996年にジェイムズ・アイヴォリーが舞台での演技を注目し、『サバイビング・ピカソ』のフランソワーズ・ジロー役に抜擢し、見事な映画主演デビューを飾る。一役評判となり、ブラッド・ピット、ジム・キャリー、ジョージ・クルーニーらハリウッドのトップスターと共演する。
2006年春には10年振りにウェストエンドの舞台に戻り、ダイアナ・リグと「Honour」で共演した。
整形外科医の夫との間に息子が二人いる。
[編集] 主な出演作品
- サバイビング・ピカソ Surviving Picasso (1996)
- デビル The Devil's Own (1997)
- ダロウェイ夫人 Mrs. Dalloway (1997)
- トゥルーマン・ショー The Truman Show (1998)
- RONIN Ronin (1998)
- 恋の骨折り損 Love's Labour's Lost (1999)
- キリング・ミー・ソフトリー Killing Me Softly (2001)
- ソラリス Solaris (2002)
- ラヴェンダーの咲く庭で Ladies in Lavender (2004)