ナンバ壱番館
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ナンバ壱番館(ーいちばんかん)は、大阪の朝日放送(ABCテレビ)の深夜番組『ナイトinナイト木曜日』として、1999年10月から2004年3月まで、毎週木曜日の23:17~24:17に放送されていたバラエティ番組である。関西版「いつみても波乱万丈」。司会は今田耕司と東野幸治。ナレーションは畑中フー。
[編集] 概要
毎回1組のメインゲスト(内容によっては複数)と、メインゲストと関連のあるゲストを招き、再現VTRを通じてその芸人のルーツを振り返っていくという、いつみても波瀾万丈に似た企画であった。ちなみに1回目のゲストであった池乃めだかはそのままマスターとして残り、語り部の役割としてレギュラーメンバーに加わるようになった。
収録はなんばグランド花月内にあるスタジオ・NGKホールで行われていた。吉本興業が制作を担当する番組であったため、当初は「吉本興業所属の芸人のルーツを探る番組」として放送されていたが、人気を得て番組の放送が長く続くにつれ、吉本興業所属の芸人の中からでは次第に紹介する芸人が限られてくるようになってきたため、途中からは所属事務所や活動分野を問わず「関西芸能界に縁のある著名人のルーツを探る番組」へと変化していった。このため、番組後期には関西出身のタレントに限らず、関東やその他の方面で活躍しているタレントがゲストに呼ばれることも少なからず見られるようになった。最終回直前にはビートたけしまで登場した。また、松竹芸能所属の芸人がゲストとして招かれ、吉本のNGKスタジオに入ってくることも度々見られるようになった。
この番組がスタートする前は月亭八方が1986年からの13年間司会を務めた「八方の楽屋ニュース」が放送され、後を引き継ぐ形となったがそこで今田が「八方師匠から僕ら(今田・東野)に代わったことでつまらなくなったと言われたくない。それは八方師匠に対して失礼なことや。」と番組開始時に意気込んでいた。これは朝日放送の社史にも記述されている。 2004年3月、大阪朝日放送の新社屋への移転準備と隣接するABC公園をマンション建設で再開発される事に伴い、再現VTRの収録に使用していたABC公園前のABC別館が取り壊されることとなったため、番組も打ち切られることとなり、(吉本興業の意向で裏番組の全国ネット番組アフリカのツメへ今田をブッキングしたこともあり)同枠は中川家司会の後番組「にこいち ~スーパースター友情列伝~」へと引き継がれることとなった。