ハワード・バトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハワード・バトル(Howard Battle、1972年3月15日 - )はアメリカ合衆国ミシシッピ州出身の元プロ野球選手。阪神タイガースに在籍。ポジションは三塁手・一塁手。右投右打。
目次 |
[編集] 来歴・人物
1990年、トロント・ブルージェイズにドラフト4巡目で入団。メジャーリーグ時代にはランディ・ジョンソンからヒットを打ったことがある。その後フィラデルフィア・フィリーズ、アトランタ・ブレーブスでプレー。ブレーブス傘下の3Aリッチモンドで24本塁打を放つ。2000年にトニー・タラスコとともに阪神タイガースに入団した。
太りすぎのため、キャンプも開幕も二軍スタートという有様だった。三塁守備も巧くはなかったが、何故かバントは巧く、そのためか公式戦でもバントを決める場面もあった。 成績は正直全くの期待はずれだったが、彼がベンチにいるとなぜか連勝が続いたため『勝利の大黒様』と呼ばれた。
成績不振によりシーズン中に解雇。ちなみに、彼が日本球界で挙げた唯一の打点、HRは甲子園球場で中日・岩瀬仁紀から放ったソロホームランである。
[編集] バトル不敗神話
バトルはオープン戦の不振の為開幕二軍スタートとなったが、ウエスタンリーグ開幕から二軍は連勝記録を伸ばし、バトルが一軍に昇格すると今度は一軍が連勝し始めた。しかしチームの連勝が止まるとバトルの成績も急降下。再び二軍に落ち途中解雇になってしまった。
[編集] 通算成績
- 13試合 打数44 安打10 本塁打1 打点1 三振14 犠打3 打率.227
[編集] 背番号
- 99(2000年)