ハン・ソロ
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ハン・ソロ (Han Solo) は、映画『スター・ウォーズ』に登場する架空の人物である。俳優ハリソン・フォードが演じた。画像
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ハン・ソロは惑星コレリア出身の人間で、ウーキー族のチューバッカを副操縦士として愛機ミレニアム・ファルコン号に搭乗し、密輸を生業としていた。昔の彼には、帝国軍の将校となる道が開けていたが、奴隷だったチューバッカに出会い、逃亡を助けたことからその将来を失った。ならず者仲間のランド・カルリシアンにカードゲーム「サバック」で勝ち、ミレニアム・ファルコンを手にした。
惑星タトゥイーンに住む犯罪界の帝王であり、ハン・ソロの以前の雇い主であったジャバ・ザ・ハットには、密輸品を投棄し多大な損害を与えてしまった。さらにソロに掛けられるであろう賞金を狙ってやって来た彼の使用人であるグリードを撃ち殺すなど、大きな借りがあり、それを返済しようとしていたところであった。そしてルーク・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービを惑星オルデランに運ぶ仕事を法外な料金で請け負ったことから、反乱同盟軍の側に引き込まれることとなった。最初は反乱同盟軍への参加に乗り気ではなかったが、旧3部作を通じて中心的な人物へと変わり、物語において重要な役割を演じた。彼は最終的に反乱同盟軍の将軍に任命され、部隊を率いて衛星エンドアの「月の森」にあるシールド発生施設を攻撃し破壊するという功績を挙げた。
小説では、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』後の出来事について描かれている。
エンドアの戦いから4年後、ハン・ソロは職を辞して、レイア姫のもとに向かった。二人は結婚し、三人の子供をもうけた。名前は、双子のジェイナ・ソロとジェイセン・ソロ、それからレイアの父親に当たるアナキン・スカイウォーカーから名前をもらったアナキン・ソロである。