バッファロー・スプリングフィールド
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バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)は、1966年4月に結成されたアメリカのロックバンドである。さまざまな音楽的要素を内包しながらも、そして、メンバーたちの際立った個性がぶつかり合いながらも、密度の高い、調和のとれた良質の作品を生んだ。その一方でメンバー間での対立(とくにスティルスとニールの対立)が絶えず、1968年5月に解散した。
活動期間は約2年と短かったが、その後の音楽シーンに大きな影響を与えた。はっぴいえんどの細野晴臣ら、日本の音楽界への影響も大きい。
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[編集] メンバー
- スティヴン・スティルス Stephen Stills ギター・キーボード・ボーカル
- リッチー・フューレイ Richie Furay ギター・ボーカル
- ニール・ヤング Neil Young ギター・ピアノ・ボーカル
- デューイ・マーチン Dewey Martin ドラムス
- ブルース・パーマー Bruce Palmer ベース
[編集] ディスコグラフィ
- 以上の3枚がオリジナル・アルバム。この他に2001年には4枚組のボックス・セットも発売されている。
[編集] 備考
- グループ結成のきっかけとなったのは、交通渋滞にまきこまれた路上でスティヴンとニールがばったり再会したこと。のちに「ロック界の伝説」として語られるエピソードのひとつである。
- そのスティヴンとニールの対立から解散することになったが、のちにスティヴンのCS&Nにニールが参加し、CSN&Yが誕生することになる。そこでも2人の対立が原因でニールはグループから離脱するのだが、その後もさまざまなかたちで2人は共演を果たしている。
[編集] 関連項目
- ニール・ヤング
- クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)
- 細野晴臣
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