バンディ
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バンディ(Bandy)とは、フットボール競技場と同じくらいの広さの氷のスケートリンク上で行うフィールドホッケー形式の氷上球技である。スティックでボールを打撃するほかルールはサッカーに類似しているといわれる。スコットランドを起源とするシンティ(Shinty)から派生した競技と考えられており、後にアイスホッケーの起源一つとなったと考える説もある。
バンディは、1952年のオスロオリンピックではデモンストレーション競技となった。スウェーデン、ロシア、フィンランド、ノルウェー、ベラルーシ、オランダ、エストニア、ハンガリー、カナダ、アメリカ合衆国、カザフスタンなどで見られ、男子については毎年世界選手権大会が開催される。また、2004年2月には初の女子世界選手権大会がフィンランドで開催された。
バンディの競技場の広さは、長さ90-100 m、幅45-65 mといったところである。使用されるボールは直径60-65 mmで赤ないしはオレンジ色をしている。
[編集] 歴史
イギリスにおいてはウェールズで同種のバンドー(bando)と呼ばれる競技が行われた。このbandoという言葉が初めて辞書に現れたのは1770年から1794年の間とされる。その後近代的なバンディは19世紀のイギリスで見られた。1891年に初のルールが定められたとされる。
一方ロシアにおいても18世紀始め頃からバンディが始まり19世紀後半には全国に普及したとされている。