パイロットコーポレーション
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 104-8304 東京都中央区京橋二丁目6番21号 |
設立 | 2002年1月4日(創業は1918年1月27日) |
業種 | その他製品 |
事業内容 | 文房具 |
資本金 | 2,340,728,000円 |
従業員数 | 1,251名 |
決算期 | 12月 |
外部リンク | http://www.pilot.co.jp/ |
株式会社パイロットコーポレーション(PILOT CORPORATION)は、筆記具や手帳などの文房具を製造、販売するメーカー。 1918年(大正7年)1月27日創業。本社は東京都中央区京橋二丁目。現在の社名は2003年からで、以前はパイロットという社名(1989年 - )である。また、それ以前はパイロット萬年筆というメーカー名であり、万年筆のシェアは国内トップ、オーダーメイドの最高級品から一般廉価品まで幅広く扱い、世界にもその名を知られている。近年は電算機のシェアを伸ばしている。一時期水性ボールペン等の出現によって万年筆のシェアが縮小したが、PLOTシリーズなどの古典的なスタイルを復活した高級路線で顧客を取り戻すことに成功した。 また、シャープペンシル、ボールペンのドクターグリップは有名で多くの人々に受け入れられている、
目次 |
[編集] 商標の由来
パイロットという商標は、東京高等商船学校(現・東京海洋大学)出身で同校の教授であった創業者の並木良輔が商船の乗組員であったことにちなむ。並木は船での仕事中に使っていた烏口に不満を抱き、より利便性の高いペンを考案。そして同窓生でもある資産家の和田正雄の資金提供の元に「並木製作所」を設立し、パイロットペンとして売り出したのが同社の始まり。また、パイロットには水先案内人という意味があり、業界を先導する水先案内人になれるようにという思いも込められている。ちなみにライバル企業のセーラー万年筆も船に関係する名前が付いているが、商標はこの方が古い。よってパイロットという商標はその対抗意識の表れともいわれている。ちなみに、セーラー、パイロットなど海事関係者が商標名に付けられたのは単なる偶然ではない。航海日記などを記す際、つけペンではインク瓶が船の傾きによって倒れるなど不便であるため、インク瓶を必要としない万年筆が早くから船乗りたちに欠かせない物であったためである。
[編集] 主な商品
など
[編集] キャッチコピー
「書けばなるほどパイロット」(CMで使用)
[編集] 提供番組
[編集] 関連会社
- パイロットインキ(子供向けの玩具でも有名)