パナソニック・パンサーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パナソニック・パンサーズは、松下電器産業の男子バレーボールチームの名称である。本拠地は大阪府門真市。練習会場は枚方市の松下電器体育館。
旧チーム名「松下電器・パナソニックパンサーズ」。
チームの歴史は戦後初期、社内のバレーボール愛好家による同好会組織として発足したのが始まりで、大阪府の大会に出場した。正式な部活動に昇格したのは1952年。1953年の全日本実業団選手権で全国デビュー。1956年の全日本総合選手権で初タイトル獲得。1964年には都市対抗(黒鷲旗)、全日本総合、国体、全日本実業団選手権の4冠独占を達成した。
日本バレーボールリーグ(現・Vリーグ)では第1回大会から参加し、常に優勝争いに参加しながら4大会連続の準優勝。第5回大会で念願の初優勝を飾る。当時は平岡哲男監督の下、木村憲治、野口泰弘、横田忠義らの各選手が活躍。
その後チームは低迷の一途をたどり実業団リーグ(現・V1)に3回降格するなど苦しい時期が続いた。しかし2002-2003年のリーグ戦で元新日鉄(現・堺)ブレイザーズ)の真鍋政義の入団で優勝争いに加わり、同シーズンと2003-2004年シーズンには連続3位。2004-2005年は4位と振るわなかったが着実なレベルアップが進んでいることを印象付けた。
2006年、チーム名から「松下電器」を外し、「パナソニック・パンサーズ」とする。
[編集] 主な成績
- 優勝1回(1971年度)
- 準優勝5回(1967年度、1968年度、1969年度、1970年度、1972年度)
- 優勝7回(1964年、1966年、1968年、1969年、1973年、1981年、1998年)
[編集] 外部参照リンク
Vリーグ男子 | |
---|---|
2006-2007 | |
NECブルーロケッツ | 東レ・アローズ | 豊田合成トレフェルサ | サントリーサンバーズ | パナソニック・パンサーズ | 堺ブレイザーズ | JTサンダーズ | 大分三好ヴァイセアドラー |
|
かつて所属し、廃部・休部・解散となったチーム | |
日新鋼管ドルフィンズ | 住友金属ギラソール | NTT西日本レグルス | 日立国分トルメンタ | 富士フィルム・プラネッツ | 旭化成スパーキッズ |